これって偶然?!運命の大きな流れを感じる時
今日は、息子と一緒に息子の将来の夢「お坊さん」についてどうするか話し合っていました。
親類にお寺関係の仕事している人は誰もおらず、どうしたらお坊さんになれるのか私にはさっぱりわからず。
祖父(息子から見ると曽祖父)はなぜか仏教を深く信仰していた人で
公立中学で校長をして退職後は、私立高校教師として働きながら
佛教大学の(たぶん通信)で佛教大学も卒業し
その後、仏教本を何冊か自費出版したことがありますが、
息子が生まれるずっと前にすでに他界しており、祖父の他に仏教に詳しそうな親類は誰一人いません。
(でもそういえばこの祖父に息子がちょっと似てるような・・・気もする)
おまけに息子が目指している宗派とは全然違う宗派だし・・・
私の実家は代々、親鸞聖人で有名な浄土真宗なのですが、仏教に触れるのは正直、お葬式や法事のときだけといった感じ。
けれども、息子が目指している宗派は浄土教方面ではないので、私にもまったく馴染みがありません。
私は寺社詣では好きでも、お坊さんになる方法についてはさっぱりわからず、お坊さんになる方法なんて、誰に尋ねたら知っているのかも全然見当もつかなかったので、とりあえずグーグル検索で探し、ネットサーフィンしていました。
そうしているうちに、息子の入りたい宗派の四国での大元になるお寺
(不適切な表現かもしれませんが、何と表現していいのかがわからない・・・総本山とはちょっと違うような気もするし・・(汗))が
自宅のすっごく近くにあることが判明し、ビックリ
自宅から、子供でも歩いていけるような近い距離にありました
う〜〜〜〜〜ん、これって、偶然?! ・・・・偶然にしてはちょっと怖いような・・・
去年、越してきた、今住んでいるマンションは、市内のいろんな物件を、何日もかけて息子と見て回り決めました。
私が通販の仕事をしているため、住むのは四国以内(東京まで翌日配達できる地域)ならどこでもよく、
県外の物件も含め、けっこうな数を毎日一緒に見て回りました。
猫3匹もいるので、猫可物件でないといけないので、物件や条件も限られてくるし、どうしても古いマンションが多くなりましたが、いろいろ見て回った中で、
結局、息子が「ここ!!」とのことで決めたマンションだったのです・・・
(以前、息子が「何かいるから嫌だ」と嫌がったけれども「そんなん気のせいよ」と息子の反対を押し切って私が決めた引っ越し先が、いわゆる「出る」ところで、住んでからちょっと困ったので私も反省し、今回の引っ越しでは息子の意見をまず取り入れて決めることに)
そしてそこは、息子の目指す(だろう)寺にもめちゃめちゃ近かった・・・・
う〜〜〜〜ん・・・・これって偶然なのでしょうか・・・・
さすが息子・・・・なのかも・・・
(息子は霊感体質。でも怖いのでできるだけ「見ない」ようにしているらしいです)
なんだかすごい偶然ですが、でも、「ご縁」って、偶然が運んでくる、そんなものなのかもしれませんね。
自然に導かれているようなことって、割と誰にでもありますよね。
それに偶然がいくつも重なると、それは必然だとか言います。
小林正観さんの言葉に
「人は生まれる前に自分の人生のシナリオを書いて生まれてくる」と言うのがありますが、
自分の人生を振り返ってみても、もしかしたらそういうことなのかもしれないなあと思うことがあります。
過去を振り返ってみて、良いことはもちろん、「悪いこと」「不運なこと」とその時思われたことさえもが、
後になってすべて意味があったんだなあ、例え辛い経験でも、それを経験することが必要だったんだと
後になって理解できることがとても多いからです。
また、人生で、何か、大きな「流れ」とか「目に見えない大きな力」のようなものを感じることって、あると思います。(HSPならなおさら)
私の場合、「無理やりに大きな流れに巻き込まれ方向転換」とか
「そうせざるを得ない」状況に飲み込まれてしまって行くような気がすることもありますが
もしかしたら、今回も、そのようなものなのかもしれません。
私も、もし息子が不登校になり「お坊さんになりたい」と強く言わなかったならば、息子がお寺の小坊主さんとしてお寺に弟子入りすることなんて、私は全然本気で考えなかったと思うし、
「子供の言うことだし」と、単なる笑い話にしただけだったかもしれません。
もし息子が不登校にならず、他の子供と同じように、普通に小学校を卒業したならば
私も普通に、「お坊さんもいいけどさ〜、でも高校受験とかあるしさ、中学入ったら、まず、塾どこにする?」とか息子に言っていたことでしょう。
そのお寺に、早速お電話してご相談してみましたら、
とても感じの良い、かつ尊敬できる雰囲気が伝わってくるお坊様が丁寧に説明して下さいました。
(電話って、実際会った時以上に、その人の雰囲気や本質のようなものが伝わってくることがしばしばあるので、私は電話はそういう意味ではちょっと「怖い」ツールだと普段から思う。相手のこともこちらに伝わってくるけど、相手によっては自分のこともよく伝わってしまうだろうと思う。)
ご説明を伺っていると、多くの僧侶のかたは仏教系の大学を卒業してから僧侶になられるようですが、
別に大学を出ていなくても良く、もし弟子入りしたいのならばそれも可能だそうです。
実際の弟子入りの際には、弟子入り先でのお師匠様となられるお坊様をご紹介いただけるとのことでした。
そして、本気でお坊さんを目指すのならば、まずその意思を本人の口から聞きたいとのことでした。
(そりゃ当然ですよね)
現在、お彼岸中でご多忙とのことだったので、お彼岸が明けてから、再度お電話差し上げてお寺に伺うことになりました。
お坊さんになるために、次回お会いする際には具体的なこと、詳しいご説明等、ご用意しておいて頂けるとのことでした。
息子は、前々から、塾に行くのはあまり好まず、必要だから行かなきゃ、という感じでした。
学校ももともとそんなに好きではなく行きたがらないところに、いじめっ子+担任の先生の無理解 が重なり、小学校は現在不登校で、今週の小学校の卒業式も出席しないとのことですが、
中学校には行くつもりらしいし
また、息子の夢、お坊さんになること、そしてお寺へ弟子入りのことを教えて頂きにお寺に伺う日のことは、とてもとても楽しみにしているようです。
また、入学する中学の近くに、その寺があると言うのも、偶然とはいえ、なんかすごくイイ感じです。
最近、大人になった息子が、綺麗な黒い透けた袈裟を着て微笑んで立っている姿が私の目に浮かんでくるので、たぶん本当に息子は将来お坊さんになる・・・のかもしれません。
息子自身も、自分の袈裟がけ姿を良く想像しているそうです。
息子の 小坊主さんデビュー も近いのかもしれません。
今日はその後、息子に
「僕、『写経セット』欲しい〜。お母さん、買って〜。amazon で売ってる」とねだられました・・・
『写経セット』・・・欲しいのかあ・・・・・写経セットって、普通、小学生が欲しがるものかなあ・・・
う〜〜〜〜ん、渋い・・・渋過ぎる・・・・
たぶん、弟子入り先で、きっと写経することになるので、今急いで買う必要はないでしょう。