[]学校の体質って

子供を不登校にまで追い詰めた、「困った人」である、話の通じない担任の先生でしたが

今までのことをざっと書きますと、問題点は以下の通りです。

1. 授業で使用する社会科資料集をなかなか与えなかった。
(7月転入で11月に与えた。11月までの間、先生からの本の貸与もなし)

2. 授業で非常に良く使用する理科資料集を学年最後まで与えなかった。
(学年が終わるまでとうとう与えられず。先生からの本の貸与もなし)

3. 資料集が遅れた、また与えなかったことに対し、先生から何の説明もなし。

4. 図書の貸出カード与えられず。自分で図書館でもらうこともできたそうだが、学校からも担任からも説明が何もなく、分からずじまいだった。
本の好きな子どもだったので、学校で借りられず残念だった。
貸出カードがなければ、担任に言って借りなければなかったので、担任は貸出カードがないことは良くわかっていたはず。

5. いじめの相談を何度もしたが、対応なし。校長先生も担任はいじめの対応がなかったことを認めた。

6. その後、校長が担任の先生をかばい始めた。
最初は謝っていた校長も、後になるにつれて、「担任の先生は良いところもたくさんある」等の発言が非常に増え、担任の先生で困っている生徒と親の気持ちを逆なでするような発言に変わった。

7. 教育委員会にも相談してみたが「まだ若い先生だから(30代半ば)」とか、大目に見てやってくれ的な発言や、
息子に対し「君は今負けているから頑張れ」的な発言をされた。
「息子が負けてるって言うけど、誰のせいでこうなったのよ」と思った。


以上のことからわかったのは、学校内で先生が問題を起こした場合、
校長始め、学校、そして教育委員会までが団結して学校内の問題を隠そうとする
と言うことです。

つまり、学校ぐるみで問題を隠そうとし、被害者である親と子を泣き寝入りさせるシステムになっていると言うことです。


ニュース等では、全国の学校で、いじめ問題が起こると、
実際にあったいじめの件数を学校が「なかったこと」として隠し、件数を実際より少なく報告するとか、
いじめで自殺した子に対しても、学校内でのいじめはなかったことにするとか

テレビのニュース等ではいろいろ聞いてはいましたが、マスコミがおおげさに言っているのかしら?くらいで
今までは自分とはまったく関係ない世界の話だと思っていました。


実際、自分がこのような目に会って初めて、「これって、本当なんだ・・・・」と驚きました。


不登校になった子供ですが、以前の小学校では、周りからも人望もあり、いつも推薦されて「○○委員長」をふたつも兼任し、成績もトップ。
今までは毎年、どの担任の先生からもずっと「まったく問題ありません」と言われ続けてきた子でした。
一年生の面倒も良く見ていて、一年生の親御さんから
「どうしたらあんな良い子に育つんですか?」とさえ言われるような子供でした。


でも、転校後は一変。
不登校のきっかけとなったいじめを担任の先生に相談しても、訴えても担任にわかってもらえず。
理科の教材も社会の教材も渡されず、毎日何かしら困っており、学校生活が非常に苦痛。


そういうことがなければ、息子は不登校にはならなかったでしょう。
小学生の子供にとっては、毎日のいじめと、教材さえもない学校生活は、どれほどのストレスだったことか。

半年以上も、いじめと担任の不手際に、息子は小さな体で、ひとり、よく耐えました。
「よく耐えた。よく頑張った」と褒めてあげたいくらいです。



担任の先生に問題があることは確かですが、良い先生のクラスになるか、変な先生のクラスになってしまうかは、ほとんど「運」でしかありません。

いつあなたのお子さんが、このような「困った人」である担任の先生の受け持ちになるかわかりません。

「明日は我が身」かもしれません。


子供をもつ親御さんにならば、誰にでも起こりうることなんです。


困った人、人に迷惑をかける人は、どこにでも一定数いるものですが、

特に小学校では、一日中、その「困った人」である担任の先生と、あなたの子供がず〜っと一緒に過ごすことになるので大変ですよ・・・。


困った先生がいれば、それは再教育の必要性があるでしょうし

そもそも教師としての適性に欠けることがあったならば、教師を辞めさせるべきです。

教師の不手際を学校ぐるみで隠さなければならないようなシステムならなおさらです。


また、多くの良い先生がたの中に、少ない割合で変な先生がいたとしても、それを校長や教頭の責任とするのは酷です。

そういう「教師として不適格者」の教師の失敗を、校長や教頭の「監督不行き届き」として責任問題にするからこそ、学校での隠ぺいが行われるのではないかと思いました。

変な人は、どこにでもいます。同様に、変な先生も、どこにでもいます。

実際、校長先生も、困っていらっしゃいました。

だから、その担任を校長先生自身もどうしようもできず、とうとう逆ギレした校長は、今度は親に当たってきます。

親としては、担任の先生に困らされた上、今度は校長からも当たられるわけで、踏んだり蹴ったり。

学校と言うのは、本当にイジメ社会なんだなあと痛感しました。

こんな風だから、学校ではイジメが絶えないのかも、とさえ感じました。


それに、なんでそんな変な先生のために、親も子もヒドイ目に合い、校長・教頭も困惑させられなければいけないのでしょう。

そもそも、なんで生徒と親は、先生をまったく選べないのでしょう。

例えば、親からのアンケートを定期的に取って、対応が悪い先生、問題のある先生は辞めさせることができるようなシステムに変えるべきだと思います。

それくらいはしないと「変な先生」は親も、学校をも「甘く」見てしまうでしょう。

何よりそのような先生は、子供を「人質」に取っているのですから。
(私の子供も、クラス内で、先生にとても嫌な目にたくさん合わされましたが、ただ耐えることしかできませんでした)

公立の学校は、私たちの税金で成り立っている学校なのに、なぜ、逆に変な先生や学校に困らせなければならないのか、訳がわかりません。

そのような先生は、納税者の敵ではないでしょうか。

子供を安心して学校に送りだせるようにして欲しいです。


私は今回のことで、「学校の構造」がよく理解できました。

そして、学校が、心底恐ろしくなりました。