イメージできないことは実現しない イメージできることは実現する
仕事でも、人間関係でも、家庭の中でも
もし、現状で、「このままでは自分は潰れてしまうだろう」とか
「このままでは自分はもたないだろう」と
自分の明るい未来が想像できないならば、その状況はあなたにふさわしくない状況だろうと思われますし
きっと、あなたの想像通りになってしまうかもしれません。
どうしたらご自分が、明るい未来が描けるか。
「こうだったらいいのに」という状況があるならそれを強くイメージしていると、叶います。
そして、そういう状況を自分で作り出すか、自然と良い方向に向かったり、そういう環境に自分が移動したりしたくなってきます。
(ただし、自分以外の誰かが「こうだったらいいのに」と願うのは、ちょっと違います。
例えば、○○さんが、私に優しくしてくれればいいのに、とか、親がもっと理解があればいいのに、とかです。
自分がかえられるのは、自分だけです。相手がかわるかどうかは、相手が決めることで、相手の領域のこと。
あなたが決めたり強制することではありません。相手の領域に侵入してしまうと、自分が苦しくなります。
それに、自分のことを真剣に考えて行動していると、忙しすぎて、相手のことを考える時間もなくなってきて、相手がかわるかどうかなんてどうでも良くなって来ます。)
もしどういう風に自分がなりたいのかが、まだわからないのなら、そこからよく考える必要があります。
あなたに合う環境や状況というのは、そういう環境を自分で見つけ出すか、自分で選び取らないと、誰も用意してはくれません。
あなたに「ちょうど良い」環境は、あなたにしかわからないので。
自分で、自分に何が合っているか、どういう環境ならやっていけるか、探し出し、選び取る必要があります。
仕事で悩んでいるのなら、やってみたい仕事をやってみればいいのです。
HSPは、あえて自分の向いていない業種に飛び込むことがありますが、これは「環境を変えたら自分も変われるかも」と思っているからではないでしょうか。
環境を変えるだけではなかなか自分自身の根本的なことは変わらないような気もしますが
納得するまで転職をしてみて、「これは合わない」と、ひとつひとつ、潰していくのも悪くないと思っています。
(納得できるので。私自身も、若いころは転職だらけです。自分のことがわからなかったので)
また、未婚の人は、結婚相手を見つけるためにも、社会に出ていたほうがいいかも、とも思います。
(お見合いパーティや、結婚相談所等でしっかりお相手を見つけて結婚しているHSPも知っていますが)
話がまたまた脱線しましたが
環境に耐えることで、耐性が付くことがあります。その辺は個人差が大きいです。
子供のころから、非HSPの中で切磋琢磨されてもなんとかやれた場合とか、職場環境で磨かれていったり
環境次第では耐性が付く人もいるようです。
でも、耐えるだけでは、限界があります。
自分が耐性がつきそうなタイプなら続ければいいし、どうしても無理そうなら、からだ壊す前にやめるべきです。
たぶんやりたいこと次第なのかなあとも思います。
HSPの人で、自分が心からやりたいことや、ライフワーク的なことが、非HSPの多い環境でしかできないことだとしたら、
耐性もついていき(というかつけようと言う強い意志が自然と沸くし)、けっこうなんとかやっていけるのかもしれません。
ひとくくりにHSPと言っても、個人差は非常に大きいので、見極めが大事ですし、
自分が本当は何をしたいのか、心の底をよーく見つめる必要があります。
もし具合が悪くなったり、病気になったりするときと言うのは、「これは違うよ」「ここは違うよ」と教えてくれているサインだと思っています。
具合が悪くなったときのいうのは、よく自分と向き合って、
何がいけなかったのか、どうすれば自分は大丈夫なのかをよく考え直す
チャンスが巡ってきたということです。
自分がHSPかどうか知るのは、できるだけ早いほうが良いと思います。
例えば、高校生・大学生のときに自分がHSPだということを知っていれば、
進路を選ぶときにとても役立ちます。
でも、大人になってから知っても、それはそれで、納得・安心できるし
またそこから始めれば良いし、一生HSPのことを知らなかったのと比べたら随分ましだし
自分の経験を若い人に教えてあげることもできるので、
何にせよ遅いということはないと思います。
私はといえば、HSP.非HSSで、(同じHSP,非HSSでも個人差はもちろん相当あるのですが)
私の性質から言うと、例えば老後、集団で老人ホームに入って生活とかは、まず耐えられないだろうし、
将来、病気になっても、病院で入院生活もまず耐えられないだろうと思います。
(出産のときに1週間くらい病院にいたときさえ辛くて辛くて仕方なかった。病院スタッフって、非HSPだらけなんですよね)
だから、「そういうの無理だからやめてね」と家族や子供や周りに伝えておくとか、日頃から普通の人以上に健康に気を配るとか
将来、どう生活していくのか生活設計を前もって考えておくとかしています。
実際、将来どうなるかなんて、まだまだわからない点も多いのですが、とりあえず「ビジョン」だけは持って置くようにしておくと
いつの間にか自然とそっち方面に進んでいたりするものです。(これって潜在意識の働きなのかもしれませんが)
どんな生活なら、大丈夫なのか、自分が元気でやっていけるのはどういう生活なのかをよく考えて
自分にとって楽で無理のない人生設計を立てて頂けたらと思います。
そのときは「周りの目」とか「周りの思いや期待」はできるだけはずして考えたほうが、かえって周りのためにさえなると感じています。
なぜなら「人の気持ちは変わるから」
HSPは思いやり深い人が多いですが、
あなたの思いやりが、相手にとってずっと「思いやり」と感じられるかどうかは、(特に相手が非HSPの場合は)
相手の状況とそのときの気持ち次第です。
「察しの良い」「察しの良すぎる」HSPは、非HSPに振り回されがちな部分があります。
ですから、HSPは、少しくらい「わがまま」でちょうど良いかもしれないとさえ思います。
HSPだと、転職する人もとても多いみたいですが、いろいろ転職してみて、自分にはどういう職場が合っているのか
ひとつづつ、潰していくのも悪くないです。(自分のことがわかってきます)
私も、たぶん20回以上転職しましたが(もちろん履歴書には全部書いたりはしませんよ)
今では、それもいい経験だったなあと思えます。
知り合いの人が言っていましたが
「成功すれば、今までのことをすべて感謝できるようになる」
確かにそうでしょうけど、
だからこそ、先にすべてに感謝してしまうと、成功することも可能です。
(よく、潜在意識を扱った本で、すべてに感謝したり、プラスのイメージを抱けというのはそういうことです)
ずっと「家族が悪い」「あの人が悪い」とか「環境が悪い」とか周りのせいにしていたときは私も何もうまく行きませんでした
でも、嫌な人や、困ったことにも、全部意味があるんです。
(例えばそこからは離れたほうが開運する、とか、人の心の裏側に気づく、とか、かえってその後、良い状況が訪れることがとても多いので)
嫌な出来事、嫌いな人には「ありがとう」と心の中で唱える(全然ありがとうと思っていなくても)
そして、「これってどういう意味があるんだろう」と考える。
あまりに辛いことばかり多すぎる、嫌な人ばかり多すぎるときは、「ここはあなたには合ってないよ」という神様からのメッセージかもしれないし
もしかしたらあなたの考え方・捉え方に問題があるのかもしれません。
「幸せになりたい」と心から思わない人、「自分なんかダメだ」と思い込んでいる人には、明るい未来は来ません。
投げやりになっていると、投げやりな未来しか訪れません。
とにかく、「辛いとき」というのは、その後「ジャンプ」するための、踏み切り板みたいなものなので
辛さをよ〜く噛み締めて
「それならどうすれば良いか」「どうすれば幸せになれるか」をよく考えるチャンスが来たということです。
それをうまく生かすと、その後がとても楽になります。
辛くて倒れてばかりの人、病気がちなひとは「そっちは違うよ」と何かが教えてくれているのです。
周りの人や、環境のせいにしていても、何も始まらないし、自分が辛くなるだけなので、
これから自分がどうしたら幸せになれるかをよく考えて、自分で決めて、行動してください。
そうすれば
今まで見えなかった世界が、ぱあっと開けてきます。