自己肯定感について(その1)
HSPの方から、質問を頂きました。
> HSPは自分だけがおかしいんじゃないかと思ったり、自己肯定感を持つことがとても難しいのではないかと思いますが、
> HSPが自分を肯定できるような考え方、方法ってあるでしょうか。
そういうわけで、このところ、「自己肯定感」についてずっと考えていました・・・
自己肯定感は、周りにどのように評価されるかによるところが大きいですよね。
そして、非HSPが、もしあなたのことをけなしていたり、認めなかったりしていたなら、
自己肯定感を持つことは、かなり難しかったかもしれません。
でも、なぜ、非HSPは、自分以外の人のことを、そんなにけなしたり、悪く言う必要があるのでしょうか?
生物は、自分にとって不利益になることは決してしようとしません。
それは人間も同じはず。
何かしら、メリットがあるはずです。(それがその場限りのメリットだとしても)
非HSPが、周りの人をけなして、自信を無くさせると、
別に、非HSPが何もしなくても、非HSPが、優勢に立つことができます。
非HSPは、そうすることで、特に何も努力しなくても、何もやらなくても、優勢に立つことができてしまうのです。
なぜなら、言われた相手が自信をなくし、元気をなくしてくれるから。
そして、非HSPの言いなりになりやすいから。
ですから、周りの非HSPが言っているそのまま
「自分はダメなやつだ」と思ってしまうことは、非HSPの思う壺だと思います。
HSPは、周りと穏やかに仲良くやっていきたいタイプがとても多いので
「なんでそんな人の気分を悪くするようなことをわざわざ言うんだろう」
「なんでそんな人の嫌がることわざわざやるんだろう」と
不思議に思ったり、困惑することがとても多いですが
非HSPが、「やたら人と優劣をつけたがる人たち」ということを頭に置いておくと、
とても良く理解できたりします。
ですから非HSPが勝手につけた評価をあまり真に受ける必要はありません。
ですから、自己肯定感を持つには、
まず、「自分で自分を褒めてあげること」(自分以外に周りにHSPがいなければ、これしかありません)
私は、一般的にHSPの人は、とてもがんばっている、耐えていると思います。
人間的にも素晴らしい方が多いです。
ですから、HSPの人は、自分で自分を褒めてあげるに値すると思います。
「私って、毎日よくやってるよね、がんばってるよね、私って、偉いかも」
そのくらいは、褒めてあげて当然ではないでしょうか。
(ちなみに私は自分で自分を「よくやってるよね〜、私」と褒めてあげています。
これって精神衛生上、とっても大事なことだと思います)
まあ、非HSPの言うことも、一理あることも多いので、自分を磨くための砥石と思って、
その内容に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんが
内容が変な場合は、聞き流してしまっていいと思います。
あと、自己肯定感を高めるために、どうしても必要なことは、
自分のよいところを磨くこと。
普段の些細なこと、心がけや、自分の得意分野をがんばってみるのでも、
資格等にチャレンジするのでも何でも良いのですが、
とにかく「自分を磨き続けること」
「自分の能力を伸ばし続けること」
(せっかくなので、続けるなら好きなことや、ず〜っとできることがいいです。
嫌々やっていると続かないし、途中でやめてしまうとそこで終わってしまい、それまでの努力と時間がもったいので)
自信がつけば、自己肯定感も自然についてきます。
・まず、自分を自分で褒めてあげること
・自分を磨き続けて自信をつけること
・自分と他者を比べない(いつもいつも他人と自分を比べていたら、エンドレスの競争地獄になります)
自己肯定感をつけたいのなら、ぜひやってみられて下さい。
もし少しでもご参考になりましたら幸いです。