[]◆いつになっても、距離の縮まらない人
ふと、どこかで聞いた話を思い出したのですが
人と人が、100m 離れて立っているとします。
二人の距離を縮めるには、二人の中間地点までお互い進めば50mで済みますが、
1人がそこにただ立ったまま、動かなければ、もう一人は、一人で100m進まねばなりません。
進む距離が倍になります。
それでも、相手にめぐり合えればいいほうで
どうかすると、相手があさっての方向へ進んでしまうこともあります。
何か思うところがあって、頭が他のことでいっぱいで、あさっての方向へ消えて行ってしまうこともあれば
まるでもう一人をからかうか、あざ笑うように、あさっての方向へ行ってしまうこともあります。
まるで、もう一人を翻弄するのを楽しんでいるかのように・・・
こうなると、残された一人は、いつになっても、どんなに進んでも、相手に出会うこと、追いつくことができません。
これって、HSPのことを理解しようとしない非HSPみたい・・・と私は思ってしまいました。
私たち、HSPの多くは、大事な人(親兄弟、家族など)が非HSPのため、理解してもらおうとしますが
相手はあさっての方向を向いていたりすることがあります。
進めども進めども、いつまでも距離は縮まらない・・・
それって、あさっての方向に、進んでいる人を追いかけるなんてことを、していたのかもなあ・・・と思いました。
非HSPは、どちらかというと、いつも自分のことを考えていることが多く、
自分自身の損得には非常に敏感な人たちだなあと思いますが
非HSPにとって、HSPを理解することで、何かトクをすることって、あるでしょうか?
・・・たぶん、ほとんどないのではないでしょうか。
そのHSPが非HSPにとって、とても重要な人の場合を除いては。
その場合、非HSPにとって、HSPがなんらかの意味で「重要人物」になればいいのかも・・・しれませんね。
HSPが、非HSPを理解することで、何かメリットがあれば、非HSPはHSPを理解しようとするはず。
でも、実際は、非HSPがHSPを理解しようとしてくれることって、ほとんどありません。
HSPが、非HSPにとって、特に重要な人でない限り、非HSPは、HSPの言うことにほとんど耳を傾けることはないでしょう。
または非HSPが、HSPを翻弄するのを楽しんでいる場合、HSPを困らせて楽しんでいる場合等も、
あさっての方向へ行ってしまうことでしょう。
あさっての方向へ行く人を追いかけ続けるのは、非常に疲れますし、悲しくなっちゃいますよね・・・
そこまでして、追いかける意味って、あるんでしょうか・・・