◆ふと何もかもイヤになった時

ちょっと前のことですが、いろいろあって、ふと何もかもイヤになった時

「こんな時は、気分転換だ〜」と

美味しいもの食べ歩きというか、いろいろ食べまくっていました。しかも奢り(かに道楽高いから自分では行かないし)

ご馳走して下さった方、本当にありがとうございますめちゃウマでした。
 
美味しすぎて食べるのとしゃべるのに忙しくて画像あんまり撮れなくてゴメンナサイ。コースだったのに・・
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何だか、イヤになったときは、めっちゃ気分転換に走るP子です。

たまには良いんじゃないでしょうか。これでまた働く元気が出れば。

自分で自分のメンテナンスを積極的に行っていると言うことですね。(我ながらなんて上手い言い方なんでしょう


他にも、ふと何もかもイヤになってしまったことがあったので、なんとな〜く京都に行ってしまったりしていました。

この辺が、自営業は自由でいいですね。何でも自分の裁量で自由自在に決めることができます。

もちろん、責任も全部自分にかかってきますが、責任を全部自分で取るところも潔くて気持ち良くて好きです。

もちろん、ちゃんと、仕事とか、発送作業等を終えたあとですが。

占星術の鑑定書作るのは、仕事用のパソコンさえあればどこでもできるので、ホテルでWimaxつないで仕事。

HSP会員証のデザインとかも作っているところ。
(これが意外と時間かかってるのよね・・・すぐできると思ってたのに・・)

最近いろいろあったけど、遠出と美味しいもの食べ歩きで、私のボロボロに傷ついた心も、だいぶ癒されたような。

いろいろあるけど、まだまだね〜、ボロ雑巾みたいになるわけにゃ〜行かないのよね〜



きっと、誰しもそうなのだと思いますが、

自然に「お迎え」がやって来ないということは、

つまりまだ自分のやるべきことが残っている、まだまだやり終えていないということなのでしょう。



ふと思い出した言葉

「人は、働いて、疲れ果てて、死んでいくんです」

尊敬する故小林正観さんの言葉です。


正観さんもたぶんHSPであられたのでは

正観さんの、あの独特の鋭さはHSP特有のものだと、私は(勝手に)思っているのですが・・・


私は小林正観さんがお亡くなりになる半年か1年前の

松山の奥道後ホテルで行われた講演会に参加させて頂いたのですが

正観さんは、とても痩せていて、なんだかヨロヨロ〜とされていて、

ずーっと体の具合が悪いことも講演会で仰られていたのですが

でも100人以上、聴衆が集まっている講演会で、正観さん、お一人で3時間位、ずーっとお話されているし、

これだけ話ができられて、それも大勢の人まえで講演会されてるくらいだから、

本当にそれほど具合が悪いとは、私は思っていなかったのですが

その後、半年か、1年もたたないうちに、本当にお亡くなりになられてしまいました・・・。


つまり、お亡くなりになる直前まで、全国を巡って、講演会をずーっと続けられていたわけで。

正観さんは講演会で

「人間は、働いて、疲れ果てて、死んでいくんです。それでいいんです。そんなもんなんです。」と淡々と仰られました。

それ聞いたとき

「えええっ

「なんかそれって、シビア〜

「う〜ん、でも確かにそんなもんかも・・・」等、いろいろ思ったんですが、


お亡くなりになられたことを知ったとき

「正観さんの、あの言葉は、本当だったんだ・・・・」と思いました。

正観さんは、働いて、働いて、疲れ果てて、そして、あの世に旅立って行かれたんですね。

正観さんの言葉の重みをひしひしと感じました。


でも、働いて、疲れ果てて死んでいくなら、自分の好きな仕事しないと、なんだか悲しすぎる・・・とも思いました。

人間、働いている時間が、一番長いですからねえ。

生活のために好きでもない分野の仕事をし、ダウンすることを繰り返し、転職し続けていた若い頃

あの頃の私にとっては、毎日が、まさに砂を噛むような毎日だったよなあ・・・と思い出したりしていました。


講演会では、今まで行ったどの先生の講演会よりも感銘を受けたので、また絶対行きたい、次はいつかなと調べてたら

その後の講演会は正観さんの体調不良で、全部キャンセルになってしまっていました。


私にとって、正観さんの、最初で最後の講演会になってしまいましたが

あのとき、講演会に行っておいて、本当に良かった・・・


もちろん講演会の内容はとても素晴らしいものでしたが

講演会では、正観さんの「達観した」本の雰囲気とはちょっと違った、生の正観さん

「笑ってくれないと、全然話す気が起きません、特に女性は笑って下さい。女性が笑ってくれないとやる気出ません

「こっちの人は笑ってくれるけど、こっちの席の人は笑ってくれてない笑い声が小さ過ぎ」という「笑い声強制」とか

「入院すると、出版社の人がどっと押し寄せてくるんですよね〜。今度が遺稿になるかも、って事でね」というボヤキ?等々
(出版社の人も仕事で仕方なく、かもしれないけど、具合悪いときに入院先に来られても辛いだろうな・・
しかも「これで最後になるかもしれない」ってことで来られるわけなのでスゴイですよね

非常に達観した人間離れ(?)した素晴らしい本の内容と多少ギャップがあるような(?)

ちょっと人間臭い正観さんの姿を垣間見れたのも良かったです。


正観さんの本というのは、理想論や、上っ面の綺麗ごとの言葉ではなくて

正観さんが、実際の毎日の生活の中で、感じたこと、たくさんの考えたこと、たくさんの苦労されたこと

その中から生まれ出て来た言葉たちで出来上がっているんだなあ・・・と実感したりしました。

「日本一のお金持ち」累計納税額日本一(それも財産ではなく事業所得による納税額で日本一)で有名な

あの斉藤一人さんも、正観さんの大ファンでいらっしゃったそうで

正観さんの新刊が出ると、100冊単位で買って周りの方に差し上げてたそうですが


もうこれからは正観さんの新刊は出ないんですね・・・・残念です。



P子が特に好きな正観さんの本(正観さんの本は大体どこの図書館にもあります。ただ貸出中のことも多いです)

「そ・わ・か」の法則
宇宙が応援する生き方
喜ばれる―自分も周りも共に幸せ
幸も不幸もないんですよ