[]◆コミュニケーションのトラブルが起こるのは、脳活動に違いがあるからかも
昨日のニュースなんですけど
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言葉を重視、脳活動に違い=対人コミュニケーション障害―東大
高い知能があっても話し相手やその場の状況に合わせて振る舞うことが難しい
対人コミュニケーション障害(自閉症スペクトラム障害)の成人男性は、
相手の顔の表情や声色より言葉の内容を重く受け止める傾向があり、
大脳の「内側前頭前野」と呼ばれる部分の活動が通常より弱いことが分かった。
東京大大学院医学系研究科の山末英典准教授らが実験で発見し、
米科学誌プロス・ワンに23日発表した。障害の客観的な評価方法や治療法の開発に役立つという。
実験は同障害の成人男性15人と年齢や知的能力が同じで障害がない17人を対象に、
短い映像を見てもらいながら、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で脳活動を測定した。
yahoo!ニュース 時事通信 6月23日(土)6時38分配信 より
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頭いいのに、何か感情的に薄いと言うか、話が論理的過ぎるというか
うまく言えないけど、なんか爬虫類ぽい?というか、
ちょっと宇宙人ぽい?という印象を感じてしまう人って、ときどきいますよね
そういう人とは、話していても、どうも「言葉が通じている」って気がしません・・・・。
また、引越し前の小中学校で、息子にちょっかいを出し続け、とうとう息子を不登校にまで追い詰めてしまったのは、
重度のアスペルガーの男の子でした。
重度のアスペルガーで、人の気持ちのわからなさはハンパなかったですが、でも、成績はけっこう良い子でした。
HSPは右脳優位で、共感性が非常に高い、(時には高すぎる)と言われていますが
アスペルガーというのは左脳優位だそうです。
そういう意味で、HSPとアスペルガーは対照的です。
アスペルガーの場合、しばしば「人の気持ちがわからない」とか言われますが、
左脳優位のため、もしかしたら「人の気持ちがわかりたくてもわからない」のかもしれません。
そして、左脳優位のアスペルガーの人は
右脳優位で自分とは真反対のHSPが、不思議で仕方なくて、興味津々だっただけなのかもしれません。
アスペルガーとまでは行かなくても、普通に生活している人の中にも、左脳優位(に偏っている)人はとても多いと感じます。
(でもこういう人たちから見れば、きっとHSPは右脳優位に偏り過ぎに見えるだろうからお互い様なんですけど)
息子と同様、私もなぜか左脳優位タイプには妙に縁があって困らせられることも多かったのですが
そのたびに「何で嫌がってるのがわからんかねえ どこまで嫌がらせするの」とつい腹立てて来てしまいましたけど
アスペルガーに限らず、左脳優位の「非常に論理的だがどうも今ひとつ人の気持ちがわからない人」と
右脳優位のHSPが、どうも関りやすいような気がするのは
お互いに、お互いが正反対だからではないかなあ、と思ったりします。
もしかしたら相手は「HSPは、右脳優位なんですよ」ということを「お知らせ」に来てくれていたのかもしれません。
「なんで(HSPにとっては当然わかることが)こんなにもわからないのよなんて察しの悪い人なのよ」
と腹立たしくなりがちですが、
実は、HSPが「わかり過ぎる人たち」ということだっただけなのかもしれません。
たぶん脳や神経のどこかが決定的に違うので、それならば
HSPの「わかり過ぎる」「共感性が高い」というのを、いっそ活かした仕事をしたほうがいいと思っています。
割合的に少数派なので、仕事として成り立つ可能性があります。
HSPは、自分を基準に考えてしまうので自覚がない人が多いですが、
周りと比較することで浮かび上がってくる「多くの人と自分との違い」は、ぜひ仕事等に活かしたほうが良いと思います。
自分では弱点と思い込んでいることを、「強み」に変えることができるかもしれないからです。
HSPが「こんなん普通」と思っていることは決して普通ではないのです。
それは、誰でもがみな、持っている能力ではないのです。