HSPのあなたは悪くない。自分を責める必要ありません!

HSPの人は、自分が他とは少し違うのに気付いている人が多く

「自分が悪いのかしら・・・」「自分が変わればいいのかしら」と思い、自分を責めがちですが、自分を責める必要はまったくありません。

声を大にして言いたいです。


あなたはそのままでいいのです。

あなたはそのままで素晴らしいのです。



私は物ごころついてからずっと

たぶん小学4年生ぐらいからだと思うのですが

学校の周りの子と自分が何かどこか大きく違っているような気がずっとしていました。

それは、ちょっとした違いではなく、何かが根本的に大きく違っているような・・・(小学生だったので「根本的」と言う言葉は知りませんでしたが・・)

そして、それはいったい何だろう・・・とずっと考え続けてきました。


私も最近HSPのことを知ったので、まだまだHSPの知り合いは少ないですが、

周りの知り合いのHSPの方や、ブログや投稿フォームから感想下さる方等も含め

HSPの方と接していて思うのは

「自分を責めがち」な人が多いと言うこと。

そして他人の痛みに敏感な、心優しい人がとても多いと言うこと。

これはきっと、感覚が鋭いことによる、共感性の高さや感受性の高さから来ているのでしょうね。


私自身も、多くの人が耐えられる程度(強い光・大きな音・騒々しさ・落ち着かなさ・人からの介入・ハードな環境等)の刺激がなぜ耐えがたいのかなぜこんなにも消耗するのか、自分でもとても不思議で

自分があまりにもヤワな神経なのか?と

いろいろ悩み、どうにかして「神経太くしたい」と努力を重ね

勉強をがんばったり、各種セミナーに参加してみたり、運動がんばってみたり、ありとあらゆることを試してみましたが

小学4年生だった10歳くらいから、約30年くらい、今までずっと何かしら努力し続けてみて

「自分の性質は、変えられる類のものではない」と言うことをやっと悟りました。
(納得するまでに時間かかり過ぎ)


そして、どうしようもなく変えられないことならば、そのHSPならではの感受性の強さを長所として、

良い面を伸ばせばいいのではないかと思いました。


HSP,非HSSは芸術家や、作家、研究者に多いと思われます。

またその他いろいろな仕事で、その高い感受性やセンスを活かした仕事をしている人が多いようです。

HSP,HSSの場合は、繊細な感受性と、刺激追及の両方の性質を持ちますので

現実社会で、非HSPと肩を並べてバリバリ仕事していらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

(知り合いの中では、中小企業の社長と、学校の教頭先生がHSP,HSSでした。)

「優秀で心優しい」と言うタイプが多いように感じています。



もし、あなたがHSPなら、そのままのあなたで十分素晴らしいのです。

自分の感受性が少々他人とは違うからと言って、自分がおかしいとか、自分を変えなければとか、自分を責めるのは間違っていると思います。

HSPの感受性の高さのせいで、困っているのは、HSP自身であることが多く、そのせいで周りに迷惑をかけているわけではないし。
HSPがいっぱいいっぱいになってしまってダウンしてしまって周りに迷惑をかけてしまうことはあります。でも、そうならないよう、自分にあった環境を自分で選択すればダウンしたり人様に迷惑かけることなんてほとんど起こりません)

HSP(闘争・兵士タイプ)の向く世界と、HSP(参謀・僧侶タイプ)の向く世界は、もともと全然違うもの。

HSPの土俵で相撲を取っても、それは非HSPが勝ち、HSPが傷つくのが当たり前。

そんな最初から負けがわかっている勝負、あなたはしてみたいですか?

それよりも、自分自身に無理を強いず、自分の感覚を大事にして、HSPの長所や、HSPの感受性の強さを活かすような生活・仕事をされてみてはいかがでしょうか。


なぜなら、あなたは、そのままで十分素晴らしいのですから。


それに、自分を信じてやってみると、ちょっと意外なほど、パタンパタンと扉が開いていくものですよ・・・

行動あるのみです。

HSPのあなたの幸せを祈っています。