HSPなら、時には非HSPを避ける、非HSPから逃げることもとても大事

もしあなたがHSPならば、時には非HSPを避けること、非HSPから逃げることも大事だと思います。

HSPには「逃げずに戦え!」と言うアドバイスがピッタリですが、
戦いたい人は戦えばいいのです。

HSPは戦いたくない人、平和主義な人のほうが多いと思いますので、
「君子、危うきに近寄らず」。

キナ臭いところからは、できるだけ逃げた方が賢明だと思います。



私自身のことを言えば、私は非HSPとは、自分のコンディションが良く、元気な時でしか、
はっきり言って付き合えないし、付き合いたくないです。

心身ともに自分のコンディションがあまり良くないときには、正直言って、非HSPとは話さえしたくないときがあります。


なぜなら
◆非HSPの声が必要以上に大き過ぎたり、キンキンしている(とHSPの私には感じられる)ことが多く
しんどいときにはそんな非HSPの声を聞くだけでも苦痛。
(もちろん適切な声の大きさで穏やかに話す非HSPもいるが少ない)

◆自分が気分が悪い時に、不躾なこと、失礼(と感じられる)ことを非HSPが言うことがありさらに気分が悪くなる。
(非HSPは悪気なくやってしまうからこそ、こちらもあまり責めることもできずかえって始末が悪い)

◆非HSPには、なぜHSPがグッタリ疲れているのか、理由がまったくわからないことが多い。
(「どうしたの?なんか病気?もっとタフでないと。運動して鍛えたら?」とか不要で不愉快なアドバイスを悪気なくされてしまう)

◆いろいろなことを、わかりやすく1から説明しいないとなかなかわかってもらえない。
弱っている時、きついので長々と説明したくないし、頑張って説明しても全然わかってくれないことさえある。
HSPならばすぐに察してもらえること、雰囲気や口調からわかってくれることを、なぜ1からすべてわかりやすく説明しないと非HSPにはなかなか理解できないのか・・・ますますどっと疲れる。

◆弱っている人に対しては、思いやりがなく冷たい(と感じられる)非HSPが多い。



と言うわけで、HSPが疲れた時には、一人でゆっくりしましょう。

それが一番です。



普段の生活でも、何かと疲れさせられることの多い非HSPからは、できるだけ距離を置き、離れていた方が賢明かもと私は思っています。


HSPHSPと接しても別にそれほど疲れませんが

HSPは非HSPと接していると非常に疲れることがあるからです。

仕事等でどうしてもある程度接しなければならないなら、必要最小限にしたほうが良いでしょう。



自分を守るため、自分の繊細な感受性を守るため、そして、心身ともに健康でいるためにも

普段からできる範囲で非HSPとは距離を置き、疲れないようにし、

元気な時には非HSPとも付き合う。


それくらいでいいと思っています。

自分自身が元気な時は、非HSPと接するのも楽しいし、刺激的で面白いです。


でも、疲れている時は別。

HSPは、疲れているHSPのことを、「弱過ぎ」とか「弱いのは悪いこと」等、批判めいたことを思っていることが多く、まず理解はしてもらえないので、なおさら距離を置いた方が良く

繊細な人、HSPが、しんどい時に、強く鈍い部分のある非HSPに気を使ったり、無理に付き合ったりすることもないと思います。

気を使って無理に付き合っていても、理解のない非HSPの言葉によって、まるで傷口に塩を揉みこまれるように、さらに傷つけられる場合も多く、ますますHSPは消耗してしまい悪循環に陥るので。


自分自身も、人を避けることに少し罪悪感を感じたこともありましたが

今ではもう割り切ることにしています。

HSPに悪意がある場合はすぐに離れたほうがいいのはもちろん、傷つけることが本意でない非HSPなら、知らずに加害者となってしまうので、加害者と被害者が発生してしまうのを避けるためにも。


HSPには悪意が全然ないのにHSPが苦しめられている場合には、家族・親しい人で非HSPならば、私は一応説明します。(それでも理解してもらえないことがほとんどですが)

それほど親しくない関係で説明する必要がないなら別にしなくてもいいかもしれません。

HSPの相手にしてみれば、なんだかよくわからない話をされるわけだし、あなたが相手にとってよほどの重要人物でない限り、話を聞き流されるだけでしょう。



HSPが非HSPとは違う神経システムだということを良く自覚し

そして、非HSPのほとんどがHSPを理解できないこともよく念頭に置いて生活するべきです。

同じ人間なんだから、感覚がきっと同じか似たようなものだと思ってしまうから誤解や摩擦が生じます。

また、HSPが非HSPのようになれないのと同様に、非HSPHSPのようになることはありません。

永遠に変わることのない部分なので、いつか相手が変わることを期待なんかしてもその期待は必ず裏切られることでしょう。


自分のことは、人任せにするよりも、まず自分でできることをして、自分を自分で守った方が確実で賢明です。