[]寝る前にその日あったイヤなことを考えるのは絶対ダメ

寝る前に悪いことを考えると、それが潜在意識の底に沈んでいって

寝ている間ず〜っと悪いことを考えることになってしまいます。


「寝る前に今日1日を反省」って、すっごく悪いことだそうです。

私も以前、これをしていたことがありますが、てきめんに体調崩しました



寝る前に反省したり、悪いことを考えると、

ヒトの潜在意識は、「ああ何か悪いことが起こることを期待しているのね、望んでいるのね」と思ってしまって、

どんどん悪い方向へ自然と進んでしまうそうです。


ですから

寝る前には

「明日はもっと自分らしくなる(良い意味で)」とか

「明日はもっと良い方向へ向かっている」

「少しづつ良いほうへ進む」

「だんだんわかってくる」

とか思いながら寝ると、

物事がだんだん良いほうへ進み始めます。


HSPの人は、妙に「先読み」ができてしまう人が多いので、悪い未来を簡単に想像できちゃったりしますが

悪いことを想像していると、それは実現してしまうので、これは怖いことです。



「何かいいこと」を想像しなきゃいけないらしいです。


話飛びますが、ナチス強制収容所で生き残った人と言うのは、「希望を捨てなかった人」

「いつかここを出て、以前のように生活するんだ」と希望を持ち続け、決して希望を捨てなかった人ということです。


ガンとかになってからも、なぜかけっこう長生きしちゃう人と言うのは

「今日、一日、生きられたことに感謝」とか

好きなこと、楽しいことをしている人で


決して「・・・こうしている間にもガン細胞がどんどん増えていくんだわ」とか

「あと何日生きられるだろう・・・」とか思って「死」の方向を見つめるようなタイプの人ではない、ということです。



HSPということは、心が痛んで仕方なかったり、けっこうつらいことも多くて

ときには

「ああ、早く、人生が終わればいいのに」とか思うこともあるかもしれません。(非常にバチ当たりなことですが)


でも、自殺なんかすると、

「その後また生まれ変わって、自殺する直前までのことを最初からもう一度やり直し」と聞いたことがあり

なんとなく「それって、そうかも・・・・ありえそう・・・」と相当ゾ〜ッとしました。

私としては、死ぬことよりも、「生まれ変わって今までの人生をもう一度やり直し」のほうがずっと怖いので、

それ聞いて自殺したいとまったく思わなくなりました。


でも、やりきれない気分のとき、絶望感に打ちひしがれていたとき、自分がどうしていたかと言うと、

「もし自分が生まれてきた意味や、(些細なことでもいいので)もし自分の使命みたいなのがあるのなら

早くそれを終わらせてから、あの世に逝かせて下さい」と祈っていました。


イメージとしては

「ああ〜!!辛かったけど、終わった〜!!やっと終わった〜!!」と涙を流して喜びながら、

天使のみなさんと一緒にキラキラと輝く空の上へと昇天していく自分のイメージです


たとえて言えば「フランダースの犬」のネロが昇天していくときのような感じでしょうか。

あの世で幸せになるイメージですね

(若い人は「フランダースの犬」知らないかもなあ。ちなみに私はキリスト教徒ではありません
フランダースの犬のパトラッシュは可愛くて大好きでしたが)



とにかく、これは私にとっては、非常に効果的で

一番つらかった時期は、これで乗り切ったと言っても過言ではありません

「終わった!!満足!!」で天に召されるイメージ


これやってると、ほんとに「自分にふさわしい方向」へ猛スピードでぐいぐい引っ張られていく感じ。

その後の展開も非常に速いです。

波に乗ってしまう感じというか。


maria
ネロが見たがっていたルーベンスの「聖母被昇天」 確かにキレイですね (撮影:松本智勇氏)



そんなときに、もし、何か悪い(とそのときは思われること)が起こったとしても、

それは、良い方向へジャンプして進むための、ジャンプ台となることだったりします。



私の場合も、すっごいツライこと、ツラ過ぎるくらい辛いと言うのは、

後になって考えると

その後、良い方向へ進むための方向転換とか、ある意味、ジャンプ台みたいなことばかりでした。


「飛べるときに飛べ」

あの有名人も言ってましたね


そのときは全然わからなくても、後で振り返ってみると、

「ああ〜そうだったのか・・・・」と、そのときの出来事の意味が良くわかったりします。



「悪い出来事」って、後になると、

「よく考えてみたら、実は意外と良い出来事で、転機だった」 「意味のあることだった」とか


「あれがなければ今の自分はなかった」ってことだったりします。