◆HSPと非HSPの大きな違いとは【自己中心性の強弱】
今回の非HSPクレーマーさんとの件では、久々に、非HSPについて、いろいろ思うことがありました。
非HSPがすべてこういう人ではないとは知っていますが、中にはこのような残念な人がいるのも事実です。
そして、こういうタイプのクレーマーは、たぶんHSPの中にはほとんど皆無(だろう)ということもまた事実です。
この非HSPクレーマーは、いろいろ変なことを仰ってくるので、私は一生懸命説明しましたが
ほとんど話し合いにもならず、話は最初から最後まで平行線のままでした。
結局、非HSPクレーマーさんは、1点売りの画像がひとつづつ用意されている姫川薬石よりも、
当店の石のほうが安いので(画像をひとつづつ用意していないが安い)注文したところ、
届いた石の模様等がクレーマーさんは個人的に気に入らなかったため、
いろいろ難癖付けて返品または交換したかったようでした。
でも、ここで私がこういう人の言いなりになってしまうと、変な客に変なことをされることを許してしまうことになり、
そうすると、今後、他の変な客にも同じことをされてしまう恐れが出てきます。
ですからここが正念場、と相当考え悩みました。
ちなみにこの方が注文してきたのは、激安品のアソートです。重さの割りに一番安い激安品です。
自然石なので形が悪いもの、傷があるもの、模様が微妙なものもあります。
だから安くしているし、商品説明には、なぜ安いのか、も書いていますが、
メール交換して気付きましたが、クレーマーさんは商品説明はほとんど読んでいないようでした。
クレーマーさんは、できるだけお金を払わずに、姫川薬石の模様が美しいもの、
気に入ったものや最上級のものが欲しかったようです。
(一緒にサイズ別のほうも注文されましたが、そちらは気に入っているようで返品してきませんでした)
一番激安のを選んでおきながら、わがままなことに、自分の希望通りの模様の石を手に入れたかったのでしょう。
当店の姫川薬石は、糸魚川の地元業者が「姫川薬石」として選別したものや、
地元の姫川薬石の採取員の方が採取したものなのですが、
このクレーマーさんによると、その石は「姫川薬石ではないと判明した」いうことでした。
私は非常に驚きました。
ちなみにクレーマーさんは石に関してはまったくの、ど素人なのに「これは姫川薬石でない」と言い切りました。
そして返品または返金を求めてきました。
それは、当店を「姫川薬石ではない石を姫川薬石と偽って販売している店」と中傷しているのと同じです。
そんな暴言は、決して許すことができません。
「それは、当店へ対する侮辱です、
あなたのしていることは、侮辱罪、名誉毀損、及び営業妨害に当たります」、と私は返信しましたが、
この人は、まったく意に介しません。
こちらがいくら説明しても、まったく意に介さず、一方的な内容のメールを送りつけてきて非常に困惑しました。
通販に関しては、特定商取引法という法律があり、返品に関する特約を記載することが法律上義務付けられています。
当店の特定商取引法表記には、7日間の返品期限と明記しているのですが
クレーマーさんは、7日間の返品期間をとっくに過ぎ、ひと月近くしていきなり返品の申し出をしてきました。
そしてその理由と言うのが
「カメラで石の写真を撮ろうと思ったが、カメラが壊れていて修理していたからひと月かかった」とかいう、
非常に自己中心的な理由でした。そんな個人的な理由を正当な理由として堂々と仰いました。
クレーマーさんは男性ですが、1日に何度も、迷惑なクレーム内容のメールを送ってくるので、
たぶん働いていらっしゃらないのではと思いました。
(普通、仕事してたらそんなヒマないので。人間誰しもだが働いていないと特に精神面がろくなことにならないので
どんな小さな仕事でもいいので、何かした方がいいと思う。子供でも家の手伝いをしない時は何か少しおかしくなる)
このところずっとこのクレーマーさんの対応に苦慮し、営業も滞り、発送作業も遅延したため、
困り果てた私は、宝塚警察署に、相談に行きました。
そうすると、クレーマーさんは、「警察にまで出向くなんて」、とこちらを責めた上に
「警察まで行くのは時間の無駄でしょう」とか、また変なこと言うのです。
警察に行くかどうかは、私の決めることです。
そこまで営業妨害して追い詰めて困らせたのはそっちだろうよ、何言ってんの、と思いました。
なぜこの人がこういうことをするのか、し続けるのか、非常に理解に苦しむのですが
非HSPと接していて、よく感じるのが、
「自分の損得が一番大事」
「基本的に自分の利益になることしかしない」
「相手のことは考えない」
「自分の考えに固執する」
「相手の話を聞かない」 (←理解できないのかも)
これは他人だけでなく、親兄弟でもそうだと感じます。
(HSPに近い感覚を持つ非HSPの場合は気持ちが通じることもあるが、ほとんど例外に近い)
こういう「典型的」非HSP相手に、説明しても実はムダなのですが
私も自分の扱っている石を偽物呼ばわりされたりすると、黙ってはいられないので、
つい一生懸命説明してしまい、時間と労力を非常に消耗してしまいました。
でも、私が困りきって警察にまで相談したことは、このクレーマーさんにとっては、きっと予想外だったのかもしれません。
それからピタリとクレームメールが来なくなりました。
当店は、石の産地がすぐ近くというわけではありません。
自分で拾えてそのまま自分で売れるところはきっと儲かるんだろうなあと思いますが
私は自分で拾いに行くこともできませんので仕入れています。
産地の人だったら、自分で拾って自分で売れれば、きっと儲かるだろうな、と思います。
でも、何も知らず、当店がまるで暴利を貪っているように中傷してくる人も、中にはいました。
自分自身が息子の不登校のときにストレス性の病気になり、この石のおかげで痛みが軽減したので、販売をしてきました。
同じように必要な人がいれば安く届けたいと思って、安く価格設定しているので、ほとんど利益がないサイズもあります。
アソートも、傷が大きかったり、模様が少なめの姫川薬石を、石が必要な人に安くご提供できたらと思って始めましたが
こういうことになるのなら、もう、やらないほうがいいかもと思いました。
非HSPだったら、まずやらない仕事だろうな、と思います。
(特に非HSPに対しては)あまり安く提供するよりも、適正価格で販売したほうが
かえってトラブルにならず良かったのかもしれないと思いました。
こんな思いしてまで、非HSPと関わらなきゃならないのかな、とも思います。
もちろん、非HSPがすべてこういう人たちばかりではないとは思いますが
いつも問題になるのは、こういうタイプの非HSPです。
なんか、いい方法、ないんですかねえ・・・
去年の4月から取扱い始めて、もうすぐ1年になりますが、
最初から1年くらいでやめようと思っていたし、もうそろそろ、やめ時かなあと感じています。
姫川薬石のおかげで、自分がHSPだと気付いていなかったHSPの方にも、
この石を通じて、気付いてもらえるきっかけになったことが
この石の販売をして、一番良かったと思う点です。
意味があったのだなあと思います。