◆HSPと非HSPの大きな違い【HSPはメリットがなくても非HSPを助けるが非HSPはメリットなしにはHSPを助けない】

私は今ではよほど何かストレスになることがない限り、めったに病気しなくなりました。

これはたぶん、仕事が自営で、好きな天然石の仕事で、外に行きたくないときは行かなくていいし

家でマイペースに仕事できるので、それが私にはとても向いているからだろうと思われます。


外に勤めに出ていたころは、ストレスフルな毎日で、病気ばかりしていました。

背中や首がガチガチに凝っていて、いつも疲れていて、いつも眠たくて、

その上、一年中風邪を引いていたり、いつもお腹が痛かったりしていました。



今は、何か特別な心配事とか、そういう特別なことがない限り、普段はとても元気で

風邪もほとんどひかないしインフルエンザさえも全然かからないので

この生活、私にほんとに合っているな、と思うので

寝込むのは1年に1回あるかないかくらいなのですが

今回、クレーマーのことでは、久々に寝込みました。(去年の息子の不登校時以来1年ぶりでした)


で、最近はなかったのですっかり忘れていたけれども、

子供のころから、今の仕事に就く前までは、非常に体調を崩すことが多かったので、そのたびに感じていたことですが

HSPが病気になったときの非HSPというのは、「HSPの対応や感じることと驚くほど違う」上に、

「一定のパターンがある」と、子供のころから感じてきました。


HSPが病気になったとき、非HSPHSPの世話や看病を気持ちよくやってくれることって、ほとんど皆無なんですよね。

(あってもたまに。それもけっこう迷惑そうなので病人のこちらの方が気を使ってしまったり悲しくなったりしてしまいます)


一方、非HSPが病気になると、HSPは、「なんか可哀想・・・」とつい何か世話をしてあげたり、

言われなくても、つい看病してあげてたりすることがとても多いのとは非常に対照的です。


でも観察していると、なぜか非HSP同士だと妙に助け合いをしていることもあるので、この辺がHSPの私にはよくわかりませんが

とにかく、非HSPから見ると、病気になったHSPというのは、非HSPにとって「助ける気が起こらない」人種みたいです。

だからこそ、HSPは、いつも元気でいる必要が、健康を保つ必要があると思います。

(周りにHSPがいない場合は助けてもらえないし、周りのHSPも疲れきっている場合も多々あるので)


今、私が病気したときに頼りにできるのは、HSPの息子だけです。

このHSP息子は、私が寝込むと「ママ、何か食べる?卵焼き作ってあげようか?」とか

「ママ、ジュース飲む?」とかいろいろ世話焼いてくれます。(弱っているときは心に沁みますねえ


HSP娘は、しんどくて寝込んでいる私に向かって、なんと

「ママ、今日はご飯作ってくれないの・・・おなかすいたよ・・・もう動けない・・・」と言って、

娘自身も(空腹で)グッタリしてきます。(こんな時になんなんだコイツ・・・って思います)


この娘の行動には正直、呆れてしまうのですが、大人の非HSPでも似たようなものです。

HSPで、寝込んでいる家族を責めた上に、自分の食事だけ買って来た人も実際知っています(驚きます)


こんな風なので、非HSPといると、HSPは弱った時も責められるばかりでゆっくり休むことさえできません。

倒れると今までのことは忘れて、非HSPに、HSPは、いきなり「お荷物扱い」されたりします。


HSPの世界では「強さがすべて」

病気になる者は、「弱者」として切り捨てられます。


そして非HSPがなぜこのようにHSPに都合よく底なしに甘えてくるのか、

信じられないほどワガママが言えるのか、HSPを無理させるのかについては、非常に謎に思いますが、

こういうタイプは非HSPにはとても多い気がするので、

もしかしたら、何か生まれつきのもの?DNA的なもの?なのかもしれない・・・と私は思っています。


関係性としては、HSPは、非HSPにいつの間にか無理させられてしまうこと、

いつの間にか利用されてしまっていることが、非常に多いと思います。

(そして非HSPにはその自覚はありません。HSPのことをとても優しい人、便利な人、と思っているみたいです)


HSPと付き合うときは、HSPのご自分が、無理してまで付き合う価値のある相手なのかどうか、

よくよく見極める必要があると感じます。


HSPは、非HSPにはいつの間にか振り回されがちです。

いずれにせよ「非HSPにはあまり期待しないほうが良い」と私は思っています。


HSPのことを理解できる非HSPは、非常に少ないです。