◆なんで学校に行くとこんなにグッタリしてしまうのか考えてみた
非HSPの娘は学校に行くのがとても楽しいといいます。
一方、HSPの息子は「たまに楽しいときもある」 とか
「できれば行きたくないけどママが学校行け行けうるさいから行ってる」と言います。
でも、親心としては、子供には、せめて中学は出てもらわないとねえ・・・
でも、もしかしたら私は、息子にとっては、
行きたくない学校に、息子を無理やり行かせる「鬼母」なのかもしれません
私は、昨日、息子の三者面談に学校にちょこっと行っただけで、グッタリしました。
実は今もまだグッタリ中です。
いつもはこの時間はバリバリ仕事しているのに、今日は、まったく、フヌケ状態です。
もしかしたら、こういうのが「東洋医学でいう、『気』の抜けた状態」とか言うのでしょうか・・・
それくらい、力が全然沸いて来ません。いわゆる無気力状態・・?
からだに力が全然入りません。
外に行くのが嫌いな訳ではないんです。
街に買い物に行くのは大好き。
美味しいもの食べに出かけるのも大好き。
美術館やデパートに行くのも好き。
本屋や図書館に行くのも好き。
たまに飲みに出かけるのも好き。
街行く人をカフェ等から眺めるのも好き。
だから、私の場合は、外が嫌いと言うより、学校がキライなんですね、きっと。
他に、職場も嫌いでしたね。
病院も嫌いですが
共通するのは、
学校の先生も、病院スタッフも、職場の上司も、「ほとんど非HSPばっかり」ということがまずひとつありますね。
これは私のようなHSPにはこれだけでも非常にしんどいのですが
その他の原因は何か考えてみると
まず、建物の作りがキライです。
学校も、職場のビルも、四角くて無機質なコンクリート製ですね。
どこか殺伐とした「気」を感じてしまいます。
まるで自分が「箱詰め」されているような気分になります。
学校って、システム的に、「規格品」の人間を作る場所のような・・・そんな印象があります。
学校でも職場でも、非HSP社会の求める「非HSP規格の人間」から、自分が外れてしまわないよう
注意しながら毎日を送らなければなりません。(これがけっこうツライし大変)
学校では自分の好きなことを自由に学ぶことはできません。
教育システムがあって、カリキュラムがあって、予定がビッチリ定められていて、
いつまでに何と何を学ぶかしっかり決めてあって、まるで追いまくられるように毎日が過ぎていきます。
職場でも、だいたい同じで「いついつまでに、これとこれとこれをやって」と決まっています。
そしてそれが当たり前です。
時間までに任務遂行。
まるで軍隊か、刑務所みたい・・・なんてつい、思ってしまいます。
私にとって、学校や職場は、そんなイメージです。
違うのは、帰宅ができるというところ。(軍隊も刑務所も毎日、家には帰れないので)
こうして、多くの人は、6歳の小学校入学から、60歳前後の退職の日まで、こういう生活を続けていくのですよね・・・。
そして、老後を迎え、年取って、死んでいくのですね。
私にはこのような一生は、想像しただけで、辛すぎて、過酷過ぎて、ぞおおっとしてしまいますが
非HSPの多くは、特に苦痛にも感じないし、それが自然で、
そしてこういう生活を楽しむことさえもできる人たちなのですね。
これが無理なく出来る人なら、それでいいんですけどね。
たぶん非HSPはこれらをそれほど無理せず自然とこなしていくんですよね。
・・・でもこれは、私にとっては非常に不自然な生活で、相当困難でしたが。
感受性の違いのせいかもしれないのですが
こういう生活が本気でツライし非常に消耗するし、本当に倒れそうになるし、
自分が自分ではなくなりそうになるほど辛いのですが
これを正直に「ツライ」と言ってしまうと
社会や非HSPからは「信じられないほど怠け者」扱いをされてしまいます
そして「みんな(ある程度は)辛いけどやってるんですから・・」と言われてしまいます。←これがマジで嫌なんですけど
そりゃ非HSPも辛いときはあるかもしれないとは思うんですが
でもたぶん「辛さ」の度合いがずいぶん違うんではないか・・と言う気がするんですよね。
(この辺は非HSPにはどう説明してもわからない)
自分の子供を育てていても、感じますが、
非HSPの子供が学校は楽しいというのに対し、HSPの子供の学校に対する思いは正反対です。
そして、非HSPが無理なくこなしていく生活を、「HSPの自分は相当な努力をしないとこなせない」
ということが、HSPが、学校や社会で、自信をなくしていく大きな理由のひとつなのかもしれません。
・・・あ、もうこんな時間・・
も少しだけ休んだら、仕事始めます。
今日やらなきゃいけない発送あるし。
【どうでもいい追記】
昔のいわゆる「木造校舎」のほうが私は、温かみがあって好きです。
卒業した高校が、新校舎と旧校舎があり新校舎は鉄筋コンクリートでしたが
旧校舎は木造で、ちょっと「お化けでそう」な感もありましたが、気持ちが落ち着くのは旧校舎でした。
(休み時間は意味もなく旧校舎をウロウロしていて癒されていました)
今はマンションに住んでいますが、最近、ログハウスに住みたくなってきて困っています。
息子が大人になったら、田舎に自作ログハウスを建ててくれないかなあ・・・なんて思っています。