◆HSPは特に「好きなこと」を仕事にしないといけない人たちなのかも・・・

HSP,非HSSの会」で思ったのですが

HSP,非HSSで、普通に外で勤めるだけで神経が疲れ果ててしまい、仕事が長くても半年しか続かなかった私は

お勤め仕事が続けられているHSP,非HSSの方に接すると

「スゴイなあ・・・よく心身ともに、もってるなあ・・・」と思ってしまいます。


お話を伺っていると

「それってハードな業界なんじゃ・・・」と思われる業種でも、

転職しながらでも続けていくHSP,非HSSに共通しているのは「好きなことを仕事にしている」ということのようでした。


また、「雇い主と非常に良好な関係を築いている」と言う方もいらっしゃいました。(それもひとつの素晴らしい能力)


もちろん外で働き続けるのは誰しも大変だと思うのですが

今まで2回開いてきた、会に参加されたHSPの中で、お勤め仕事がずーっと続いている方は、

みなさん、何かしら「好きなことを仕事にされている」という感じの人が多いみたいです。


今までの会でお会いした中では、外で勤めている人は

好きなことを仕事にされていらっしゃる人か、雇い主等とご縁がある人、のどちらかというケースが多いように思えました。



特に、

刺激を求めない、HSP,非HSSが勤め続けると言うのは、

外に飛び出していきたい、非HSP

刺激を好む、HSSが勤め続けることとは、意味が全然違うと思うんです。


仕事は何でも大変な部分はあり、当然、消耗はすると思うのですが、それ以上に

その仕事をすることでの幸福感や満足感が高いとけっこう仕事が続くのかも・・・と思いました。


私はもともと外で働くのは向いていないタイプだと自覚していますが

確かに、私も天然石のジュエリーやアクセサリー作りは、「好きで」作り始めたし

(私の場合、好き過ぎて、これを仕事にしてなかったら、ジュエリー買いこみ過ぎて生活破綻していたかも・・・・

実際、勤めていたときは、欲しいジュエリーを買いすぎて、もらった給料すぐ使い果たしてしまい
食費がなくなったりすることもあったくらい好きで

好きな仕事だから、少々忙しすぎてもなんとかこなしていますが

これが好きな仕事でなかったら続かなかったでしょう。


でも、いくら好きな仕事でも、外で働くのと、自宅で働くのでは、まったく能率が違うのです。

外に出て働くのは、私にとっては非常に能率が落ちます。またハンパなく疲れます。

SOHOだから、外で働いていないから、神経が消耗しなくて、仕事がこなせるということ、ほんと実感しています。



また、非HSPは、とにかく「人に勝ちたい」という気持ちが強いみたいで

外で働くと、非HSP特有の「毒気」みたいなのに当てられて、私なんかはますますぐったり疲れてしまうし

競争に勝ったら買ったで嫉妬されてしまうし

勝てばさらにますます「もっと頑張れ」と周りから期待されてしまうしで、

学校でも、そして社会でも

・・・たとえ競争社会で勝っても自分にとってはあんまりいいことないよね・・・・と思い続けてきました。


「このまま、競争の世界に身を置いて、走り続けて、たとえ勝ったとしても、それがいったい何になるんだろう・・・」

「いつまで、どこまで、走り続ければいいんだろう・・・」

「疲れたなあ・・・もう走りたくない(人と競争したくない)んだけどなあ・・・」とか

「別に勝たなくてもいいし、勝ったからと言って別にそれほど嬉しくないし、

それよりもっと自分らしく満足感を感じながら生きていたい・・・

とか思っていましたが

こういう思いは、非HSPはまずあまり持たない思いのようです。


私はこの手の発言や疑問に思ったことを、非HSP相手に相談してきたから(なぜか周り非HSPばっかりだった

「相談されても話の意味が良くわからないんだけど」とか

「それってイヤミなの?(人より恵まれた状態や勝ってる状態なのに何言ってるの、わけわかんない)」

「贅沢な悩みだね」

「悩むのが好きみたい」とか

HSPに言われていたんだな・・・と思いました


「人より優れていること」に対する満足感が、非HSPは異常に強いように感じます。

だからこそ、非HSPにとっては、「人に勝つことは非常に重要で、非常に意味がある」ということです。

(非HSPがすべてそうではないかもしれませんが)


HSPの多くは、競争社会でイキイキし、傍で見ていると不思議なくらい

ちょっとした勝ち負けで非常に喜んだり、非常に悔しがったりしています。


きっと、それが非HSP社会、なのでしょう。


それぞれの好みでしょうが、私はそういう所からはできるだけ離れて生活していたいかもです


地味にこつこつ自分の好きなことして、自分らしく生活ができればそれが一番幸せです


社会に出て働いているHSPからは、やはりどうしても「競争世界の匂い」のようなものを感じてしまいますが

自分も昔はそうだったなあ・・・と思ったりします。

きっとそうじゃないと非HSPと肩を並べてやっていけないかもなあ・・とも思います。

それはきっと非HSP社会で生きていくための術で、「武装」するために必要なことなのかもしれないです。


HSPの娘ですが「とにかく勝ちたい」という感じ。

実際そう言っているし

娘の友達が読者モデルでグランプリに選ばれて東京のファッションショーに出たのが、なんだか凄く悔しそうだし

(でもその子はその子で努力しているし、人生も何もかも娘とは別々なんで比べても仕方ないし、
進む道も違うので、関係ないんじゃないかと私は思うんですけど

なんだか身近で「非HSP社会の地獄」をちょっと垣間見てしまったような気がして

「他人の成功を嫉妬したりして・・・それって地獄みたいじゃん?ヤダヤダコワ」

としか私にとっては感じられない非HSP世界ですが

HSPにとっては「それこそが生きがい」みたいな感じで、捉え方、感じ方の大きな違いを感じます。

そういうので非常に張り合いを感じ、その中でこそイキイキするのが非HSPなのでしょう。


そして競争意識が今ひとつ乏しかったり、競争よりも「人との協調性」のほうを重んじてしまう部分の強いHSP

ときに非HSPから見ると「格下」に見られやすかったり

プライドが傷ついた非HSPが損なわれたプライドを回復するための「スケープゴート」みたいになってしまうことも

あるかもしれません。


もし非HSPに不当に扱われたくない、バカにされたくないと思うのなら、

「自分にしかできない何か(何でもいいんですけど)」を、とことん追求していき

HSPに「一目置かせてしまう」ということしかないのかもしれないとも思います。


私の一番身近な非HSPの娘ですが、

「ライバルがいないと燃えない」とか

「家にいるとライバルいなくてダラけて何もする気がおきない」という娘は

外で競ってこそ、イキイキするみたいです。(私のようなタイプのHSPとは真逆)


同じ地球の上に住んでいるけど、そして、同じ屋根の下で暮らしているけど、そして娘は私が産んだけど

「同じ(種類の)人間とは思えない・・・違うな・・・」というのが正直な感想です。

(ちなみに病院での取り違え等もございません。

その日その病院で出産したのが私も含め4人だけで私以外はすべて帝王切開の小さな赤ちゃんばかりでした。

娘だけがデカくて「デカイなあデカイなあ」と笑いながら娘を見に来るドクターたちがけっこう多くて
それはそれでちょっとなんだか嫌でした女の子だし)


HSPHSPとの相性によるとも思うのですが、

「違い」が面白く感じられることも多いし

細かいこと何も気づかない非HSPの「鈍さ」に救われることも多々あります。

でも私には全然付き合えないタイプの非HSPも世の中とても多いし、

その辺は人間同士なので、相性次第かな、という感じです


HSP,HSSの娘ですが、私の外見に対して、非常に気を使ってくれます。

口紅の色から、身につける洋服やジュエリー・アクセサリーまで、娘のチェックが入ります。

「それは似合う」「それは似合わない」「変だから絶対やめてよね」等、非常に辛口の厳しいチェック。

なぜなら「お母さんがキレイでないと、私が悔しいから。恥ずかしいから」だそうですエッ?


いろいろ似合うものを教えてくれるのは助かるし嬉しいけど、

それは「娘がお母さんがキレイでないと恥ずかしいから」という、娘自身の理由によるもの。


私のために「お母さん、キレイにしてたほうがいいよ」と言うことではなく

娘は、自分(娘)のために、私に「キレイにして きれいにしてないと一緒に歩いてあげない」等、強く要求してきます。

家に娘の友達が来るときは、「汚い格好では絶対に出ないで」。

娘の気に入らないような格好だと「それじゃダメ」と「ママ玄関出るの禁止令」さえも出ます(ナンジャソレ)

これって、もし私が汚かったら、娘にとって何かプライド(?)に関わると言うことなのでしょうか。

一緒にいる人たちで、何か自分の価値が上がったり下がったりするとでも思っているのでしょうか。

(↑↑でもこういう考え方をする非HSPは多いように感じます)

親がキレイだろうと汚かろうと、親は親だし、そういうことまったく考えたこと気にしたことがない私には

娘のこだわりようが非常にナゾです


ちょっと私が手を抜くと娘はものすごく怒ったコワい顔で、私のことを睨み付けながらボロくそに悪口言ってくるので

何でそこまで悪口言われたり怒られなきゃいけないのか・・・と思います。

そこまでこだわること、「負けたくない」という気持ちの強さが、いまひとつ理解に苦しみます

ある意味、非常に押し付けがましく自己中心的な考え方だと思うので

「・・・めんどくせ〜。非HSPって、大変・・・」と思いますが、

「絶対他に負けたくない」という気持ち(と妙なプライドみたいなもの?)があるせいで、

とても真剣に、非常に詳しくいろいろ教えてくれるので、

まるで私専属のスタイリストとメイクさんが身近にいるみたいで、とても助かるっちゃ〜助かる部分もあります。

(忙しくて疲れてるときは要求されても無理だしめんどくさいし、ボロくそに言われるとムッとすることもあるけど


娘の

「ママがキレイに身繕いしなきゃいけないのは、ママのためではなく、私(娘)のため」という点

そしてそれを堂々と(ちょっと無理やり気味に強引にそして当然のように)要求してくるところが

HSPらしいというか、ほんと非HSPだよね・・・と思います。

HSPの考え方って・・・・
select_26ママ、きれいにしてないと

一緒に歩いてあげない


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