◆HSPの相談は医者にしてもムダかも【HSPカウンセラー】

結論から言ってしまいますと

HSPの自分について悩んでいる人は、相談は、同じHSPにするしかないと思います。


いくら医者は賢い人(偏差値の高い人)が多かったとしても、非HSPの医者に、HSPの感覚を説明しても、

「なんのこっちゃさっぱりわからないよ?」

「治療対象でないなら、来てもらっても困るんだけど(だって自分らの仕事じゃないし。長く話し聞いても儲からないし)」

というのが非HSP医師のホンネでしょう。


そして医学生や研修医や現場の医師というのは、タフな非HSPでないと、まず持ちません。

それも、「非HSPの中でも最強に強い、精神的にも体力的にも恐ろしく強い(鈍い)、非HSPの中の非HSP

というタイプがほとんどです。


医学部なんて勉強だけでも死ぬほどハードなのに、

勉強しっかりこなしながら、さらに体育会系の部活でも活躍する人が多くて、

その人並みはずれた人間離れした体力には恐れ入りました。


HSPの私は(その頃はHSPのことは知りませんでしたが)、

「・・・あの人たちは、本当に、自分と同じ人間なんだろうか・・」とさえ思っていました。


彼らは試験中、徹夜続きでも全然平気です。
(全然ではないかもしれないけど徹夜しているとは私からはとても思えない動き・働きをします)


でも成功する非HSPというのは、そんなもの。


そんな非HSP医師にとって、HSP

「脆いヤツ」

「体力ない人」

「精神的に弱いタイプ」とか、思われていることでしょう。


そして内心では非HSPの多くはHSPのようなタイプの人たちのことを

「非HSP社会の最下層。なぜなら強さに欠けているから」とシビア〜にジャッジメントを下していることでしょう。


あと、女性の場合は自然に会話に「共感性」を求めますが、男性の会話はどうも「上下関係」を基本にしているようです。

(そこのところは、たぶんHSP、非HSPに関わらず男性はそうなんだろうと思う)


ですから男性医師に対し、HSP女性が「共感性」を求めたりするのは、恐ろしく相手をわかっていない行為となります。

それどころか、それは、もしかしたら非HSPに対し酷かもしれません。


熾烈な競争社会で、数多いライバルたちをなぎ倒し、ひたすら勝ち進み、勝ち残ってきた非HSPの中の非HSPに対し、

HSPのご自分が困っていることを共感してもらいたいとしても

「誰が弱いやつに共感なんかするか

それが非HSP男性医師の心の底での本音でしょう。


と言っても、別に非HSPが悪いわけではないのです。


HSPが繊細で感受性が強いのと同様

HSPがそういう風にできているので、それは仕方ないことなのだと思います。


HSPが感受性の鋭さをどうにもできないのと同様、非HSPもその辺は自分でもどうにもならないんだろうと思われます。


HSP社会というのは「競争社会」

どんだけ地位があるか、どんだけ稼いでいるか、どれだけ勝ち・価値があるか、が大事な世界。


HSPに、困っているHSPがいくら訴えてもほとんど相手にされないのは、きっとこういう理由からなのかもしれません。

(あとたぶん面倒くさいんだと思う。よく理解できないから)


皆さん「医者ってスゴイ人」ときっとどこかで思っているのかもしれませんが、医者に対し、夢を見過ぎな気がします。

確かに、彼らは非HSP社会の中の「勝者」なのかもしれません。


でも、HSPの目から見ると、また違った風景が見えてきます。


私は医学部に在籍していたとき

「この人はいい医者になりそう・・・自分が将来病気になったら、こういう人に診てもらいたいかも」と思ったのは

100人中、1人か2人です。

とても心優しいタイプの人、奉仕の精神にあふれたタイプの人たちでした。

(ただこういう人医学部にそんなにたくさんいない。医学部と言ってもその辺は世の中と同じ)


素晴らしい医師になりそうな人、素晴らしいものを持つ人、自分も将来診てもらいたいかも、と思う人も、

いないことはないです。

ただメチャクチャ少ないです。

でも「こういう人が医者になったら、優しくて奉仕の精神にあふれているだけに、めちゃめちゃ大量に仕事抱えそう

「働きすぎて大変そうだなあ、プライベート犠牲にしそうだなあ。体もつんだろうか」とか

また別の(いらぬ)心配をつい考えちゃったりして


でも、たとえ優しくても、奉仕の精神にあふれていても、

やっぱり非HSPなので、そういう人でも、HSPの感覚については「???」でしょう。

そして、その100人に1人か2人の人が、精神科医になる確立は、さらに下がります。いろんな科があるので。


実際のところはこんな感じですが、それでも、HSPのあなたは、HSPのことを医師に相談しに行きますか?

HSPについてわかってくれる医師を探し出すと言う、長く果てしもない旅に出ますか?


私もそんな医師、いたらいいなあと思います。

そんな医師がいるならば、ぜひぜひお近づきになりたいし、遠くても通ってしまうかも。

でもHSPって病気でないから医者にかかっても仕方ないし、医者からしても、治療対象でないから迷惑かもね


HSP掲示板や、mixiHSPコミュニティにも

HSPについて知っている、診てくれる医師がいたら教えて下さい」と書いていますが、

いまだそういう医師は見つかっていません。


結局、HSPについての相談は、HSPに相談するしかないし、HSPが一番良くわかるんだと思います。

というか、HSPにしかわからないことなのかもと思います。


まず、何で困っているのかをわかってもらわないと

その後どうしたらよいのか、頭の整理もできないし

アドバイスされても「ちょっと違うんだよな・・・」って感じですよね?

(でも、非HSPは、HSPが何で困っているのかさえもピンと来ないみたい・・・気にしすぎとか思うだけみたい。

もともとその辺の微妙なことを、非HSPに理解求めても所詮、無理っぽい)


HSPの相談を、非HSPにしても、虚しいだけそして自分がさらに傷つくだけ凹むだけ

でも、HSPなら、違います

HSPショップには、HSPカウンセラーが在籍していますが

同じHSPなら、だいたい似たような、同じような経験をし、似たような感じ方、捉え方をしていることがとても多いです。

そして、その上でどうするかを自分なりに考えてきた人たちなので、きっと価値あるアドバイス内容になると思うんです。

それに非HSPからのアドバイスって、HSPには「どうも合わない」とか

「それは無理」って内容のことがあまりにも多くないですか?


HSP同士なら「有効」なアドバイスも、HSPにとっては「無効」どころか「有害」だったりすることさえあります。

それだけ、感受性が「違う」ってことなんですけどね・・・


人は、自分の気持ちをわかってもらえる人がいるというだけで、安心するし、癒されるもの。

そして、わかってもらえた、気持ちを受け止めてもらえた、そうすると、その上でこれから、

自分が何ができるのか、これからどうしたらいいのか、考える気持ちの余裕も生まれてきます。


HSPの相談は、HSPにすることをオススメします。

HSPも、HSP,非HSS HSP,HSSがあるので、できれば同じタイプのほうが相談するにはいいかも。

さらに気持ちや状況がわかってもらいやすかったりするでしょう

HSPによるHSPのためのネットショップ  

HSP,非HSSカウンセラー さくらんぼさん
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