◆「領域越え」をするとトラブルの元【私の領域、あなたの領域、神の領域】
今日は、息子がうるさかったです
「明日、プール開きなのに、プール用のでっかいバスタオルがないから、着替えができないよう〜」
(背が伸びてしまって、去年まで使っていたスヌーピーのバスタオルが小さくなったらしい)
「明日、プール開きなのに、サポーターがないから、プール入れないよう〜」
うるさくギャアギャアと息子に泣きつかれて、イラついていたP子です。
こちらでは、プール入るのに、サポーターが必ず必要だそうです(九州でも四国でもサポーターは必要なかったのになあ)
いまどきの男子は、サポーターつけて、その上に、水着着るんだそうです。
サポーターがないと、プールに入れないんだそうです(そんなの私も初めて知ったよ)
「でも、そんなの、前もって聞いとけばわかることでしょう なんで前もって学校で聞いておかないのよ
なんで直前になって言うのよ
仕事いっぱいあるから行けるか。自分でバスで行って来い、バス代あげる」
と私が言うと、息子はギャアギャア泣き喚き始めました。(非常にうるさい)
「ママ、連れて行って〜。ほかの人は、みんな、お母さんと買いに行ってるよ〜。子供だけで行かないよお」
ここは専業主婦がやたら多い地域なので、実際そういう子は多そうな気はしますが
「よそはよそ。うちは母子家庭だからよそとは違います。おまけにママHSPだし。非HSPみたいにタフじゃないんで。
じゃ、ママが再婚して専業主婦になってから、サポーター買いに連れてってあげるね。じゃあ婚活しないとね〜」
息子(泣)
いい年して、もう中2なのに、自分一人で買い物にも行けないそうです。
「じゃあ明日、学校休む〜」とまで言い出しました。
すっごい嫌だったけど、結局、買い物に連れて行きましたが、学校指定のスポーツ用品店が店休日。
そして、よその連れて行った店で
「ああ、でもこのサポーターって、みんなと同じかなあ?違ったらどうしよう」と不安がる息子。
どこまでもうるさいヤツ
「サポーターなんて、水着の下に着るのに、どんなデザインでもいいじゃん
着替えるときに人のサポータージロジロ見る方がおかしいやろ変態か」
我が家では、私が仕事しているので、買い物はできるだけ一度にまとめて行くことになっています。
仕事あるのに、毎回ちょこちょこ子供の買い物に付き合ってたら、私は仕事できなくなってしまうし
買い物等で人の多いところに外出すると、どうしても疲れるので、その後しばらく仕事にならないし、私の体調にも障るからです。
そして、水着は、2週間前、わざわざ学校指定のスポーツ用品店に、私と息子で出向き、買ってきたばかりなのです。
そのときにサポーターやバスタオルも必要だから買ってくれ、というべきなのに、今頃、直前になって騒ぐ騒ぐ。
私はちゃんと、2週間前に、学校指定のスポーツ店に出向いているのだから、親の役割はちゃんと果たしています。
時間作って連れて行った、そのときに、必要なものをちゃんと買わなかったのは、明らかに息子の落ち度。
(転校生なんだから、何が必要か、周りの友達や先生に、ちゃんと聞いておくべきなのにちゃんと聞いていないし。
聞かないと、相手だって何がわからないのか、わからないし)
そして先日、学校から、水着のこと書いてある紙に「サポーターって何?いるの?」と私は息子に聞いたのに
息子は「さあ?」で終わり。
で、今頃ギャアギャア騒ぐ騒ぐ。
私は、そんな息子を見ていて、思わず「サッチャー元首相のバカ息子」の話を思い出してしまっていました。
(スケールは全然違いますけどね)
そして、「私の領域、あなたの領域、神の領域」の話も思い出していました。
息子が買い忘れたんだから、息子の落ち度なんだから、息子が自分で自分の尻拭くべきなんです。
これって、「息子の領域」
「私の領域」ではありません。
息子は自分でやるべきことを、泣きついて、無理やり私に押し付けてきて
私は「私の領域」のこと、私のことをするべきなのに、断りきれずに「息子の領域」のことまでしているから
息子の買い忘れた買い物に行くから、イライラしてしまうのです。
そして、結果的に息子はしっかりしないのです。きっとまた今後も似たようなことを繰り返すでしょう。
だいたい「人の領域」のことに手を出してしまうと、当然「私の領域」がおろそかになってしまって、ろくなことにならないのです。
だから私は、本当は
「知らん。この前時間作って連れて行ったばかり。ママちゃんと連れて行った。ママ仕事ある。必要なら自分で買って来い。」
と断固として断らなければいけなかったのではないかなあと思いました。
それを断りきれずに、息子に泣きつかれて、仕方なく私が連れて行ってしまうから、
息子がますます、しっかりしないんだよなあと思いました。
これでは「ママに泣きつけばなんとかなる」「泣き喚けばなんとかなる」と息子に教えてしまっているようなものです。
たかが買い物、かもしれませんが、息子の場合、こういうのがけっこうしょっちゅうあるんでウンザリします
まるで仕事の邪魔されてるみたい。
不登校のことに関しても、もしかしたら私は、息子のために、引っ越すべきではなかったのかもしれないなあと
今になって思っています。
不登校は、厳しい言い方をすれば、「息子の問題」なのです。
不登校になったのは、息子なので。
息子が自分でいろいろ考えて、「超えるべきこと」だったのかもしれない。
私はもしかしたら、息子の問題を、肩代わりしてしまったのかもしれないと思いました。
引っ越してきて、私は部屋に閉じ込められたり、変な住人から文句言われたり、いろいろありましたが
本当は、引っ越しちゃいけなかった、それを引っ越したから、こんなことがいろいろ起こったのかもしれないと思ったりしました。