[]◆HSP,非HSSは、ちょっと、ハイジ入ってるかも?

ひょんなことで、「アルプスの少女ハイジ」の動画を見たのですが

ハイジって、都会のフランクフルトが無理で、スイスの山の中でしか暮らせなかったよね・・・

フランクフルトではおかしくなっちゃって(夢遊病)、スイスの山暮らしに戻ったら、またすぐ元気に戻ったよね・・・

う〜ん、環境って、大事だよね〜、としみじみ思いました。



他に、「智恵子抄」の智恵子も、故郷の安達太良山にさっさと帰ってれば、精神病にならなかっただろうになあ

自分の力で食べていけてれば、生活できてれば、きっとまた全然違っただろうなあ

高村光太郎のような、芸術家の妻でなくて、普通の家の奥さんだったら、また全然違ってたかも・・とか。

(芸術家の妻って大変そう。刺激多すぎだし。でも刺激を好むHSP,HSSなら望むところなのかもしれませんが)


智恵子は統合失調症(昔で言うと精神分裂病)だったそうですが

「私、もうぢき、駄目になる」という智恵子の言葉。

もうすぐ、駄目になっていく自分がわかる、という・・・

この言葉って、病識がある状態ではないかと思えてしまいます。


統合失調症は、病識がないのが普通ですし

智恵子抄」に描かれている智恵子は、「光太郎の目を通して見た智恵子」に過ぎません。


実際の智恵子の目に映っていた、感じていた世界とは、かなりの隔たりがあるはずです。


HSPの神経というのは、しばしば「目の細かいザル」に例えられますが

HSPを例えるなら「目の粗いザル」で、

HSPは、一般の人(非HSP)が感じないことも「拾い上げて」感じてしまうことがあります。


「目の粗いザル」の非HSPが「拾わない」ことも拾ってしまうため、

HSPにはHSPの感じていることは理解できないことがあります(感じることができないので)

HSPは古代では、このような鋭い感覚や感受性を活かして

シャーマン(巫師・祈祷師)とか、預言者とかやってたと言われていますが

大多数の人が感じていないことを感じているとなると、下手すると「病気」扱いされたりとか、

えらい誤解されてしまうことも無きにしも非ずなのかも・・・と思ったりして。

中世ヨーロッパの「魔女裁判」も、もしかしたら、「魔女」って言われていたのはHSP女性だったかもね、と思ったりして。

ただ、やたら目立つ「魔女」のほうはどちらかというとHSP,HSSのような気もします。

HSP,非HSSは目立つ立場というのは、どうも刺激が強すぎるので、実はあんまり好きじゃなくて

派手な場や表舞台からは、つい黙って静かに去ってゆくというか、つい引っ込みがちなようなので。

(でも若くて自分を認めて欲しい気持ちが非常に強ければ、また別なのかもしれないですけど)


このようないろんな理由から

HSPは、人一倍、心身の健康に気をつける必要があるし

自分が無理しないで済む生活を選び取ったり、一般常識から外れない生活をする必要があると思います。

でも、職業があまりに堅い職業だと、何かのひょんな時に妙に誤解されてしまうことがあるかもしれないので

ちょっと普通でない職業のほうがかえって隠れ蓑になっていいのかもしれないなあとも思ったりします。

HSPに対しては、「HSPの自分とはまったく違う価値観・考え方・感性をしている」ということをいつも念頭に置き

HSPをよーく観察して、非HSPの考え方・感じ方をよく理解しておき、言葉をよく選ぶ必要があると思います。

(一緒に暮らしている非HSP家族を観察して学ぶのが一番手っ取り早い)


「なんで 信じられない」 じゃなくて

「ああ、そういう人なのね・・・」とあっさり認めてしまうことが大事なのかも・・・。

一部の非HSP見てて「なんで 信じられない」って思う事、とっても多かったですけどね・・・

(そして今もまだけっこうあったりしてますが)



ああ〜

ハイジじゃないけど

の〜んびりした田舎(でショッピングセンターが近くにあって便利なとこ)住みたい

この頃は、大手モールが田舎にたくさん出来てますよね。

ああいうとこの近くに住むのが理想です。

田舎でのんびりしてるのに、とっても便利で生活しやすいんで

やっぱり心底ホッとできるのは四国なので、ここでの「お役目」終わったら、早く四国、戻りたいもんだわ・・・


HSP,非HSSは、自分の環境(場所・人含め)よ〜く選びましょう。