[]松山市にお住まいの素敵な内職さん、Oさん
昨日は、姫川薬石の発送と一緒に、
去年まで私も住んでいた、松山市の内職さん、Oさんに、ゆうパックで材料を送りました。
実用新案登録しようと思っている商品の試作品を縫ってもらうためです。(うちにはミシンないので)
実は数年前から、誰かに仕事を頼もうと思ってはいたのですが、何か躊躇していまい、
「どんな人たちが応募して来てくれるんだろうか・・・そして私はその中からちゃんと選ぶことができるのだろうか・・・」
なかなかお願いすることができず、自分の睡眠時間を削って仕事したり
子供に「お願い!手伝って!!」と頼むしかない状況のことも、数年前まではあったのですが
(まあ家内制手工業ですからね)
どうしても忙しくなりすぎて、自分のキャパをはるか遠く超え、
誰かちゃんとした人に、仕事をお願いしないともうやっていけない状況のときに募集かけて来てくれたのがOさんでした。
市を通じて募集をかけて、募集初日に、初めて応募してきたのがOさんでした。
初めて電話で話したとき、うまく言えませんが、電話の声がとても明るくててきぱきしたオーラを発していて、「この人ならいいかも」と感じました。
すぐに会う事を約束して近くのミスタードーナツで会ってコーヒー飲みながら話ししました。
(自宅兼事務所なので初対面の人は入れたくなかった)
会ってみて「この人ならいいかも」と即採用となり、すぐに、いろいろお仕事内容を伝えて、やってもらっていました。
初めは内職物を自宅玄関で受け渡しするだけでしたが、(姫川薬石を袋づめしてもらったり、携帯ストラップを途中まで作ってもらっていました。仕上げは私自身で)
発送が忙しいときは「今日、時間あるなら手伝ってもらえませんか?」と事務所内で梱包アルバイトもしてもらうようになりました。
他にもありがたいことに応募して下さった方はたくさんいらっしゃいましたが、なぜか、Oさんほど、「ピンと来た」人はいませんでした。
私が指示したことを、しっかり間違いなくやってくれる、高い能力に驚きました。
でもOさんはたぶんHSPではないと思います。非HSPぽいです。
人が言ったことが伝わらない、なかなかちゃんと理解しない人も世の中意外と多いものですが
Oさんは、私が話すことをいつも注意深く集中して聞いてくれ、1回言えばそれでちゃんと伝わるので、私はとても楽です。
その辺がスゴイと思うし、ほんと助かります。
それにわからないことはちゃんと質問してくれます。(わからなくても質問してこない人って、けっこう多い・・)
仕事もとても丁寧で、ミスもほとんどありません。
業務連絡はほとんどメールですが、返信もいつも速いです。
女性としてはどちらかと言うと無口なほうで、自分のことはあまり話してくれませんが
きっと子供さんが生まれる前に働いていたときも、どこかの会社の優秀な社員だったと思われます。
Oさんは、小さい女の子が二人いて、下のお子さんはまだ幼稚園です。
子育てもまだまだ大変な時期ですだと思うのですが、Oさんはいつも何かしらされていて、動いています。
Oさんはまじめで誠実で、とても働き者で、その上、愚痴やマイナスのことを一切言わない人です。
自分が何もしていないときって、ろくなことを考えないのが人間です。
何かやっているときって、とりあえず前向きです。
何でもいいので、いまやるべきこと、目の前のことをひとつひとつこなしていくのが、正しいんだなあ・・・と思いました。
別に仕事でなくても、家の掃除でも、洗濯でも、何でもいいんですけど。
人間は、やっぱり何かしていないといけないんだなあと、
一生懸命働く姿が尊いって、こういうことなのかなあ、とOさんを見て思ったりしました。
うまくいえないけど、何か「キラっと光る」Oさんでした。
そんな素敵な内職さんなのでした。
良い内職さんがいてくれて、恵まれていますねえ・・・
さて、今から、リビングのテーブルで宿題をやっている息子の隣で、注文の入っているリングとネックレスと携帯ストラップを作ります。
家にいながら仕事ができて、生活費がしっかり稼げて、そのお金で子供と十分に生活していける日が来るとは予想だにしませんでした。
ほんと、幸せですよね・・・
もし始める前に、前もって周り(特に非HSP)に相談したりしていたら、
「そんなの無理に決まってる。そんなんで生活できるわけないやん」と否定されていただろう生活が、
今こうして実現しています。
HSPで、何か光るものを持っていても、周りの人や非HSPの人などに否定されて
最初からあきらめてしまっているHSPって、けっこう多いのではないでしょうか・・・
「引き寄せ」ではないですが、頭から否定しなければ、そしてあきらめずコツコツ努力を積み重ねていれば、
意外と、望む将来って、手に入るものなのかもしれません。
子供のころから、自分の将来が心配で、敏感過ぎ、周りと違う自分に悩み、困ったときに相談しても全然わかってくれない親(非HSP)に悩み、
「ああ、親もあてにならない・・・これでは自分の将来が心配だ・・・。自分には勉強しかない・・」と思い、
友達ともろくに遊ばず、毎日必死で勉強してきたのは、いったい何だったんだろう・・・と思います。
・・・・というか、小学生のころから将来を憂いていたんですね、私って・・・