◆HSPは自分でからだ張って、自分よりも弱いものを守ってる【HSPの「格」】
よく感じることなのですが、
私がHSPの方と接していて思うのは、気持ちが綺麗で「純粋」な方が多いということです。
それは、もしかしたら、HSPの特性なのかもしれませんが。
非HSPに感じる「狡さ」「セコさ」「調子よさ」「腹黒さ」とか
「ばれなければいいと、裏でけっこう悪いこと、ずるいことしてしまう」とかを、
HSPにはほとんどあまり感じたことがありません。(もちろん個人差は多少あるとは思いますけど^^;)
非HSPはHSPから見ると「信じられないほどやり方汚い」と思うようなことを
しばしばやってくれますが
非HSPの世界と言うのはまさに毎日が「競争世界」
自分が今、人の中で「どのランク」にいるのか、そこばかりこだわって、毎日しのぎを削っていて
お疲れ様だなあと思いますが
そんな非HSPから見ると、
HSPは「甘い」と思われるだろうし、時には「お人よし」と思われてしまうこともあるでしょう。
HSPは、まるで子供のような瑞々しい感性と、純粋な心で、まっすぐに世界を見ているように感じます。
感受性が鋭いと、芸術作品として昇華することもでき、素晴らしい能力として活かすことができますが、
鋭い感受性ゆえに、傷つくこともきっと多いでしょう。
そんなHSPの見ている世界は、同じ空間にいても、非HSPが見ている世界とは、どうも違うように思います。
そして、非HSPの中には、HSPの純粋さ、心の綺麗さを感じるにつけ
非HSP自身の「心の汚さ」「妬み」「嫉妬」等の強さを自覚させられてしまうゆえに
「HSPが気に入らない、ムシが好かない」という非HSPもきっといるだろうと思います。
非HSP同士の中では、いつでも競争が行われているようですが
そんな中でプライドの傷ついた、非HSPは、その傷つけられたプライドを少しでも修復しようと
他人の足を引っ張ったり、人の不幸を願ったり、人をいじめたり、八つ当たりなどをすることがあります。
でも、HSPは、非HSPから傷つけられても、
非HSPのように、自分より弱いものをいじめようとはしない人が多いようです。
自分は傷つきながらも、自分のところで、イジメを、止めています。
まるでからだ張っているようです。
それって、それだけで、もう、相当に素晴らしいことだと思います。
立派なことだと思います。
まさに「ガンジー」みたいです。 <「ガンジー」 Wikipedia>
ガンジーは、「非暴力、不服従、無抵抗」でしたけど、
たぶん一般的に、多くのHSPがなんらかの抵抗はしていることが多いかなとは思うので、
「非暴力、不服従」を地で行っているということですよね。
そして、自分でからだ張って、我慢し続けたりして、結果的に自分を傷めてしまいますが、
その事で、非HSPの「八つ当たり」「イジメ」を自分の所で止め、
それ以上の被害が広がらないよう、自分よりも弱いものを守っているとも言える行為です。
そして、自分がそんな立派なことをしているということに、ほとんど気付きもしません。
そのことを自分から誇ったり、おごることもありません。
だからHSPは、「非常に立派で、非常に強い」存在だと思います。
非HSPが、イライラを他にぶつけてイジメで解消せずにはいられないのとは
まさに雲泥の差です。
そういう面では、
人間の「格」が違うと思うんですよ
だから、気高いHSPであるご自分を、もっと褒めてあげてよいと思うんです。
非HSPには逆立ちしてもできないことを、HSPはいろいろやっているんですよ。
それもごく自然に。そしてそれを自慢もしない・・・
これってスゴイことじゃないですか?
実は、HSPの中には「プチ偉人」がたくさんいらっしゃるんですよ。
ご自分も、そして周りの人も、それに気付いていないだけで。