[]◆「共依存」は本当に怖いと思う。でもいつもHSPの身近にあると思う。
私見かもしれませんが
HSPは「共依存」に陥りやすい傾向があるかもしれないと思います。
「共感性の高さ」ゆえに、共依存に陥りやすいと思うんです。
つい「可哀想だなあ・・・」と同情してしまったり
「私が手助けしてあげれば、いいのかな」
「私がやってあげればいいのかも」とか思ってしまいますよね。
共依存ではなく、それが一時的なことで、こちら側が無理しなくて済むような関係なら、問題ないのですが
共依存って、いつの間にか縛られて自由がなくなってしまう部分があるし、
共依存によって得をする人、というのが存在すると思うのですが
HSPは圧倒的に、共依存で消耗してしまうほう、利用されてしまうほう、疲れてしまうほうになることが多いと思います。
(まあでもHSPでも共依存で何かしら得をしている人も、もしかしたらいるのかもしれませんけど。
その辺は人によっていろいろなので)
「援助職」というのを最近調べていたんですけど、援助職(福祉関係等)の人は、共依存に陥りやすいそうです。
読んでいて、いろいろ勉強になったので下にリンク貼っています。
援助職だけでなく、DV、過干渉な親子関係にも、共依存ってありますよね。
頼られ過ぎる、というのはもしかしたら共依存の始まりかもしれないと思うことがあります。
頼られ過ぎて苦しくなるようでは、良くない関係ですよね。
親子でもあると思います。
だいたい、日本って、子育てが母親の責任になり過ぎだと思います。
子供のことはほとんど全部「母親の責任」と言われてしまいます。
自分の責任にされてしまうから、母親は子供を管理、コントロールし、抑圧しようとします。
子供はロボットじゃないし、そんなことされると、反発心から今度は母親を困らせようとします。
子供の感受性が強い場合は、いつもいつもコントロールされ、抑圧されることで、
自分で自分のことがわからなくなってしまったり、子供の心が次第に壊れていくこともあります。
でも、子供の受験とか成績とか、問題とか、全部母親の責任というのも酷です。
そういう風潮があるから、「怖いお母さん」「モンスターペアレンツ」が登場してくるのかもしれないと思います。
全部母親の責任と言われるんじゃあ、母親が大変すぎて、女性が子供産みたがらないのも当然。
お母さんがラクチンな世の中でないと、きっと子供もしんどいでしょう。
最低限のしつけをしたら、後は本人の問題、と割り切って子供を突き放したほうが、
結局は子供のためにもなるのではないかと思うことがあります。
周りに迷惑をかけたら、親は子供と一緒に頭を下げるのはそりゃ当然ですが
そのとき子供にしっかり償いをさせ、責任を取らせてもいいと思います。
大人になったらそれが当然なので。
子供のときから自分で自分の責任をきちんと取る事をさせておかないと、そんなの、大人になって急にできるわけもないし、
責任を取る事が怖くなり、責任から逃げる大人になってしまうかもしれません。
何でも人のせいにする人って、自分で責任とらない人って、親が妙にかばうからできていくんじゃないかなと思ったりして。
話し戻しますが
共依存って、本当に怖いなあと思います。
でもHSPの近くには、いつでも共依存への入り口が、パッカリ大きく口を開けているような気もします。
共依存したい人にとっては、共感性の高いHSPは、きっと非常に魅力的でしょうね。
そういうのよく知らなかった子供の頃や若かった頃は、いつの間にか「共依存の罠」にかかってしまい
複雑な人間関係の渦にぐーるぐる巻き込まれてしまっていましたが
共依存というのが実際にどういうことなのかがわかって来ると、
共依存の匂いがする人には、不気味さと気味悪さしか感じられなくなってきます。
共依存というのは「心の自由を縛る」ことだと思うんです。
まるで、真綿でじわじわと首を絞められるような、そんな感じ?
じんわりと苦しさが増してくると言うか。
それに、縛れば逃げたくなるのは当然で。
久々に共依存の記事を読んで、
HSPは特に、自分の領域と、人の領域、は
しっかり分けないとなあ〜と身につまされるような気がしました。