◆いわゆる「堅い人」と相性が悪い理由【Tスクエア→グランドクロス】
ホロスコープにTスクエアをお持ちのあなた!!
Tスクエアがネイタルのホロスコープにひとつくらいある人は、けっこう多いですよね。
Tスクエアは、
突破力があるとか、ピンチをチャンスに変えることができるとか、有能な人には多い配置とかも言われていますが
逆に言うと「突破する必要のある状況」がホロスコープにもともとある、
生まれつきそういう状況が用意されているかもということですね
Tスクエアお持ちの方は、時期によって、相手によっては、
グランドクロスできちゃうので、そこんとこ、ご用心だと思います
トランジットの太陽でグランドクロスのできる時期や、
シナストリーで、相手の太陽をたすと、グランドクラス出来上がってしまう人というのは、
やっぱり、相当、キッツイ相手です。
「時」からは逃げることは不可能ですが、相手から逃げることは不可能ではないので
そういう相手からはさっさと距離をあけるのが賢いかも。
(逃げずに「修行」として受け止める自由ももちろんありますので、そこはそれぞれの自由ですが)
もし辛い相性の方がいらっしゃったら、それはあなたのネイタルに対し
星を持ってきて、グランドクロスを作ってくれちゃう人かもしれません
グランドクロスと言うのは、いわゆる「困難アスペクト」のひとつです。
これをネイタルに持っている人は、困難を極めるか、困難を打ち砕いて行くかのどちらか。
打ち砕かないと非常に辛いでしょうし、打ち砕いたときにゃ〜ある意味「偉人」です。
たぶんこれがネイタルにある人は、いわゆる「偉人」とかにはけっこうあるかもしれないアスペクトで
持っている人はある意味「選ばれた人」かもしれません。
ただ、それぞれの人が、それぞれ自分のホロスコープを活かしていけばいいのだし
活かせればすばらしいことができるでしょうし、活かせないで振り回されると辛いでしょう。
ネイタルでグランドクラスを持っているわけでもない人は
偉人目指してる人、偉人になることを熱望している人は別にして、
「別にそんな苦労して偉人とかになりたくないし。毎日ささやかな幸せな暮らしが出来るほうが幸せ」
と思うのが割りと普通の感覚かな?と思います。(私もそう)
グランドクロスはキッツイです。
ただ、自分を「磨いて」はくれると思います。
あまりよく知らない他人のことを、良く知りもしないのに憶測や推察で書くのはどうかと思うので、
自分や自分の家族のこと、よく知っている周りの人や、親しい人等がどうしても例となってしまいやすいのですが
今回も自分のことを例として出しますと
◆ネイタル IC土星合
◆その上、やぎ座の母の太陽が私のネイタルのTクロスと、グランドクロスを作る (さらにやぎ座の支配星は土星)
という、土星、土星、まさに土星尽くし、けっこうかなり大変な環境を選んで生まれてきました
これがどういう環境下だったかは、お察し下さい(わかる人にはわかると思うので)
「私、よく頑張ったよな〜自分を褒めてあげたい」と思っています。
本当に、息が詰まりそうな土星尽くしの毎日で
まさに毎日「修行」の日々でしたが、きっと、それがあって、今があるんだろうなあとも思います。
私の母はやぎ座で、私のTスクエアと母の太陽で、活動宮のグランドクロスが出来上がります。
活動のグランドクロスは動きすぎで大変です。
また、山羊座の守護星というのは、元は天使でありながら、のちに悪魔のボス、サタンに転身、「土星」(サターンSaturn)
土星はやぎ座の人に、善人、悪人どちらとも交際できるような交際術を授けたといわれています。
この星を支配星に持つ山羊座の人は、清濁併せ呑むと言うタイプの人もいますし
とにかくどんな人とでも、誰とでもそつなく接することができる人が多く、
そのためか社会的地位が高かったり、仕事が成功しやすい傾向があるようですが
一見、地味でまじめでおとなしく見える、やぎ座の人の意外な社交術には、私はいつもよく驚かされてきました。
山羊座のイメージは、堅実で仕事が「できる人」のイメージです。(女性は太陽を夫に投影することあり)
でもやぎ座の母にしてみれば、シナストリーでは、私のTクロスで、いきなりグランドクロスが出来上がってしまうので、
仕事上、もしかしたらけっこう大変かもしれず
母は結婚退職して数年後に私を生んだのですが、母は子育てが一段落したらその後、また再就職したかったとのことですが
結局仕事復帰はできませんでした。
仕事に復帰できなかった理由を私が「働きに行かないで」と止めたから再就職できなかった、と私のせいにされよくなじられましたが
子供としては誰でも「お母さん働きに行かないで家にいて欲しい」と思ったり言ったりするのはまあ当たり前のこと。
(私も勤め行ってる時は子供二人からそう言われたし、今は家で仕事しているのにも関わらず
「ママ仕事ばっかりしてる」と子供には非常に不評)
それは子供心にはまず当然だろうと思われることなのですが
でも仕事できなくなったのは「私のせい」と母には強く感じられてしまうのは、
もしかしたら、グランドクロスが出来上がってしまう相性だからなのかもしれません。
たぶん、お互いにお互いを「制限」してしまう、
活動のグランドクロスだから、動きすぎてオーバーワークで自由にしたいことできなくなるような、
振り回されて思うように動けないような、でも、どこかがっちり囲い込んでしまうような?感じかもしれません。
シナストリーで、グランドクロスが出来上がる相性というのは、お互いにとって、まさに修行なのかもしれません。
相性で、「自分がツライ相性」のときは、だいたい相手も「ツライ」ものなのですね。
そんなんで一緒にいても、幸せからは程遠そうですね。
そういう関係は、ドライに適当に切り上げた方が、お互いのために、かえって良いのかもしれません。
ちなみに私はクリスマスは好きですが、ちょっとお正月はニガテです。(お正月はやぎ座の季節)
お正月には、あまり良い思い出はありませんね〜
「夫婦、家族、親兄弟は自分を磨く一番の砥石」 (故小林正観さんの言葉)
家族に悩まされる人は多いですが、きっと、お互いが、お互いを磨いてくれる、「砥石」なのかもしれません。
(若い方の中には砥石が何かわからない人が時々いるみたいなので、ご存じない方のために書いておきますが、
砥石とは刃物を研ぐための石のことですよ)
そして、正観さんによると、「実は、自分の周りのすべての人が、砥石なんですけどね」とのことでした。
お互いがお互いの「砥石」という辛い毎日でしたが、自分を「磨く」上では必要だったのかもしれません。
でも、もう、あの環境に戻りたいとはまったく思いません。
それに、「砥石」も、擦り減っていくのです。
お互い、あんまり磨り減って、「薄〜く」なって、ポッキリ折れてしまってもな〜と思います
体力も、時間も、人の命も、無限ではありません。
長いと思っても、その人が「地球にいられる時間」は、けっこう限られています。
あっという間に、体が無理利かない年になり、「お迎え」が来てしまいます。(年取るの、ほんと速いですよ)
前向きでない人間関係にずっと囚われているのも、
自分相手含め、いろんな資源ムダ使いしすぎ、もったいなさ過ぎやと思います。
あなたには、あなたが幸せになるために、やるべきことがもっとたくさんたくさんあります。
人の事にこだわっているより、人の気持ちを優先しすぎるより、まず自分を幸せにしてあげて頂けたらと思います。
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