[]◆HSPの敏感で過剰な反応は、傍から見るとかなり面白いのかも

今は春休みなので、息子と娘が二人とも家にいるのですが

娘はそうでもないのですが、特に息子のほうは、私を怒らせて喜んでいます。

おかげで今日は、私はものすごく怒りました

怒らせる内容はくだらないことが多いのですが、何度もしつこいし、

おかげで仕事も捗らないので、最後には激怒してしまいます。

すると、息子は私の怒る姿を、どうも「面白い」と思って、どこか喜んでいるようなのです。


私はついには堪忍袋の緒が切れ、息子に「あっち行って」と言い、思いっきり距離を置いています。

ここまで来ると、息子は少しショボンとします。


でも、これと同様の事は、今までもたくさんあったなあと思い出しました。

結婚していたとき、元夫は、私に嫌がらせをしてきたり、嫌がることを言って、よく私を怒らせていました。

そして、怒る私を「おもしれ〜」と言って見ていました。

毎日、私は、元夫に、非常に腹がたって仕方なかったです。

ケンカ三昧の毎日に嫌気が差してしまい、結果的に、別居→離婚と相成りました。

(他にも非HSP夫がHSP息子の繊細さを頭から否定し、息子が嫌がっているのに無理やり鍛えようとすることや、「強くなれ」と強くなることを無理やり押し付けてくることとか、他にもいろいろ理由はありますけど)


また、子供のころは、これと似たような事を、母からもされていました。

子供としてはかなり苦痛でひどいと思っていましたが、母は「ただからかっただけよ」と笑い楽しんでいました。


春休み、息子までが私を怒らせて、どこか喜んでいるのを見て、「なんなのよ、これは」と思いました。

「・・ママが怒るとそんなに面白いわけ?」と息子に聞くと

「うん、とっても面白いよ。ママが怒っているところを、今度、ビデオに録画してあげようか。

それ見たらきっとママも、面白いと思うと思うよ」


・・・絶句


その時、ふと頭に浮かんだのは、テレビドラマ 「謎解きはディナーのあとで

我が家では、毎週子供と一緒にこれを見ていましたが

あのドラマが面白いのは、何と言っても、嫌味で辛口の執事役、嵐の櫻井翔が、お嬢様役の北川景子

「お嬢様の目は節穴でございますか?」とか

「お嬢様はアホでございますか?」とか非常に失礼なことを言って

北川景子を怒らせ、そのため北川景子が、美人なのにスゴイ変顔になったり

敗北感・屈辱感に打ちのめされてグッタリしている場面が特に面白いですよね


もちろん私らは、ああいう美男美女とはまったく程遠いですし、富豪でも何でもありませんが、


「男性が女性を激怒させたり、打ちのめしたりして喜んでいる」と言う点ではだいたい同じだったと思います。


でも私も、北川景子がキレたり、すごい変顔で怒ったり、ガックリしているところを見ると

やっぱり面白いし、どこか痛快で、つい「おもしろ」と笑ってしまいますが

こういうのって、実際に割りとありがちなことではないか、

特に、HSP女性は、こういう目に合いやすいのではないかと思うのです。


HSPは、繊細で敏感な神経を持ちます。そのため、

「ビックリしやすい」

「反応が過剰」という風に(神経が鈍い人からは)見られやすいです。


特に、(神経の鈍い)非HSPから見ると、

「なんでそんなことで驚くの」 ププッ(笑)

「なんでそんな些細なことで怒るの」 ププッ(笑)

と面白いことだらけかもしれません。


確かに、自分に関係なければ、こういうのって傍で見ている分には、かなり面白いんですよね・・・。

(私も北川景子の過剰な反応が、面白いとつい思ってしまった・・・まあ、演技が大げさと言うのもあるんですけど)


こういう腹立たしい目に合っても、すぐ忘れてしまうような人ならいいかもしれませんが

HSPの多くは、始めは許せても、だんだん怒りが少しづつオリのように溜まって行き、

最後にはそういう人間関係に終止符を打ちたくなるのではないかと思います。(その人にもよりますが)


非HSP元夫も、最後の最後まで、なぜ私がそれほど嫌がっているのか、なぜ怒っているのか

なぜ離婚にまで至ったのかがよくわからないようでした。

非HSP元夫は、「自分には何も非がない」と最後まで主張していました。


たぶん、非HSP同士の夫婦だったなら、これは「他愛ないじゃれあい」みたいなことだったのかもしれません。

でも私は本気でイヤでした。


そして非HSPは私がそれほどイヤがっているというのを、どうも最後までわからなかったか、

面白かったので止められなかったのか、どっちが知りませんが、まあどちらかなのでしょう。


そして、こういうことは、HSPは、家族内や近い人間関係で、割とよくあることなのではないかと思うのです。


こちら(HSP)が本気で嫌がっていることを、相手(非HSP)は本気でわからないことがあります。

そして、非HSP間なら、それはもしかしたら「冗談の範疇」に入ることなのかもしれないのです。

IMGP4378
「謎解きはディナーの後で スペシャル」で

居酒屋のおかみ役

麻生祐未さんが作っていた

沖縄料理
「にんじんしりしり」を作ってみました。

訳ありの有名画家がこれ食べて「旨い」って言って泣いてたやつね。

確かに美味しかったし、にんじんが山ほど食べられます。

でも泣くほどではありませんでした。
(当然か

実はP子は麻生祐未さんの隠れファンです。(別に隠れなくてもいいんだけど